ピタパン(別名ポケットパン)は思うように膨らまない、空洞がいびつ・・・などなど多くの質問が寄せられます。麺棒の扱い方も初心者には要求されますが、それほど難しいパンではありません。
まず焼成前に、天板を焼成温度より30℃ほど高め、熱くしておく事が重要です。ベンチタイム終了後、薄く大きめに伸ばします。円形又は楕円形に。この時、生地を数回反転させながら伸ばします。こうしますと膨らんだ時の上下の生地の厚みが均等になります。仕上げの発酵は綿布上でさせ、焼成時は反転させて天板に移します。この工程で作りますと100%下記のようなピタパンが。
ギリシャで見かけたピタパンはやや楕円形で、上部3分の1を切り落とし、その部分が内側の底に敷いてありました。野菜と魚のフライが少し顔を出していて、現地の子供達が片手で持って食べ歩いても中身がこぼれ落ちたりしないなあ~と。
写真は、ロースト済みのパン用胚芽を混ぜて香ばしく作り上げました。
そうそう、焼きあがったピタは、はさみで赤道のようにぐるりと1周させて下さいね。
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