今でこそライ麦パンは「健康に良い」と言う事でもてはやされていますけれど、その昔、白いパンが高価で入手出来ず、貧しい人々はやむなく食べざるをえなかったそうです。
パンを作る私たちは、パンの歴史について知るという事も、心をふくよかにしてくれます。ナイル川の両岸には今もナツメヤシがたわわに実っています。その実が偶然にも落ちて、小麦粉が発酵しパンが・・・。紀元前数千年前のことです。カイロ博物館には、王の為にパンを捏ねている女性像もありました。
今回はライ麦と最強力粉を半々にしてみました。出来ればライ麦の10%は、ライサワー種を乾燥させ粉末状にしたものを加えますと天然酵母風の味が楽しめます。
このライ麦パンを25%のものと比較しますと、重くずっしりした、その分ふくらみの少ないパンになります。が、ライ麦の好きな方にはたまらなく美味しく思われるでしょう!くるみやドライフィグを混ぜてもこの上なく美味。
ライ麦パンは「間違っても熱いうちに食べない事・・・」とドイツの本に書かれてありましたが、その通りです。
写真はなま生地600gをコルプ型丸に、残り生地を楕円で作りました。
とても魅力的な記事でした。
返信削除また遊びに来ます!!
嬉しいお言葉有難うございます。クリスマスに向かっての試作中ですが、
返信削除いつでもお寄りくださいませ!