2015年2月17日火曜日

さくらパン

梅の花パンが比較的に簡単に出来上がったので、さくらパンもそれなりに出来るだろうと
甘く考えていましたが、どうしてどうして・・・・。

ここ10日間ほど毎日試作に明け暮れました!
紅麹については、数社から取り寄せ色合いをチェックしましたが、残念ながら国内産のものは「お祝いパン」のものとは程遠い。又、紅麹色素の表示があっても5%のみで、他は食用色粉で調整されているのが一般的。

そこで紫芋・・これはさくら色には無理があり、焼成後の食感が重くさくらパンには不向き。クランベリーからの色出しを試みるも(みじん切にし、水分を加えてしばらく置くと鮮やかな赤色になるが・・・)無残な結果に。グレナデンシロップ(かき氷に使用するシロップ)も名前はザクロだがザクロゼロ%。

生地色無しで、クランベリーと中央に少量のさくらあん、さくらの塩漬けをトッピングして作りました。
さくらの花びらの、蟹のはさみのような形にもこだわり続けていましたら、昨日のテレビで福岡の「さげもん」を見て・・・ヒントを得ました!

ふっくらとしてやさしい味わいのさくらパン。
そうそう、中央には丸箸を押して膨らみを避けています。

作る過程では、出来る限りソフトに生地を扱うことを忘れないで下さいね。
生地をいじめてしまいますと、どんどん固くなって寂しいパンに仕上がってしまいますから。

食べるのが惜しまれそう。しばらく眺めてから頂いてね~。

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