目の詰まったハード系の雑穀パンは、温めずそのまま食しても美味しい。
ドイツ人が木製のテーブルの引き出しからライ麦パンを取り出し、スライスしてそのまま食事に添えていたが、解かるような気もします。
グラハム粉(全粒粉)は、どこか昔風の懐かしい味がして無性に食べたくなる時がよくあるのです。
フランスパン粉(半量)に、ライ麦、グラハム、ライサワーなどをミックスし、やや固めの生地でこねてみました。ベンチタイムをとり、しっかりと丸め直して底の閉じもやっと出来、気泡の入る余地がないくらいに仕立ててみました。
クープはかなり深めに入れませんと、オーブン内で破裂してしまうことがよく見られます。
もちろん発酵の見極めが左右する事ですが。
グルテンが少ないパン故、クープはこの程度がぎりぎり。窯伸びも少ないパンです。
スモークサーモンのマリネ、野菜のソテーなどが良く合いますのでお試し下さいませ。
パンはちぎって頂きます。
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