2014年5月14日水曜日

魅せられて・・・

手作りパンに何故これほどまで魅せられてしまうのか・・・私流に考えますと「自分だけの世界を満喫出来る」につきるような気がします。勿論他人にも解かってもらい、喜びを共有したく思いますが、作る本人だけに判るというプロセスがある限り、すべてを共有するのは不可能なのです。

フランス料理にライ麦パンが添えられていました。外見は丸くてコロッとしたパン。「う~ん、ライ麦配合は40%かな~」と思いながら口にすると、まさにその通り。にっこり微笑まずにはいられません。

又、今日はこの生地でどんな形のパンにしようか・・・と頭の中は目まぐるしく形が飛び交います。
生地の特徴を捉えながらパンの世界で高尚な遊びを楽しみます。

自分だけの世界にに拘らなくてもと、多くの人は思うかもしれません。誇張した表現になってしまいますが、日々パンを作り、一歩一歩ながら少しでも窮めようとしている人間にとって1日24時間がパンに繋がっているのです。その世界を他人と共有したいと思うなかれ!


ロールパン生地の残りに、桜あんと芋あんの残りを利用してパイ風にクロスさせてみました。
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