2015年12月27日日曜日

ライ麦パン(2種)

毎年、年末には「田作り」作りが、私の大仕事になっています。
多い年には3k、最近は疲れが優先して徐々に減少し今年は2k弱になりました。

ローストしたてのカシュナッツをごまめと同量加えます。幸せなことに四国からお取り寄せのお砂糖を毎年届けて下さる方がいらして・・・良き甘味を支えてくれています!ごまめはレンジでチンしてから、厚手のお鍋で香ばしく乾煎り。200g単位で繰り返していきます。

パンを焼く部屋は奥なので、家の中をかけずりまわっている日々。
パンの発酵時間を利用して、タイマー離さず20分の昼寝も欠かせません。

 コルプ型丸と楕円各1個で600gの粉。
楕円にはクランベリーを巻き込みました。

ライ麦50%最強力粉50%。その内ライ麦が少し足りませんで、全粒粉、黒ごま、ブラックココア
等で補っています。

ライ麦はグルテンを含有していませんので、ネバネバしていますが、弾力はありません。
冷めると硬くしまってきます。

ドイツ人はそのまま召し上がるそうですが、私たちはトースターでカリッとさせてから、お召し上がりを・・・・。190℃で30分焼成しています。

2015年12月19日土曜日

アイスパン

「ホームメイドアイス」が出来上がりました。
昨日のアイスパンも冷蔵庫で冷えています。

アイスディッシャーでサンドし、上から押さえ袋に入れて冷凍庫へ。
餡も良く合いそうなので、2層にもしてみました。

ここで思いもかけぬ難点に出合いました。

「ホームメイドアイス」は卵白、卵黄、生クリームこのすべてをホイップしますので、クリームにはかなりの空気が抱き込まれています。故に一般のアイスに比較しますと溶けやすい!市販品を使用する破目になり残念です。

アイスパンは、お醤油味に程よくなじみます。
レタスやキャベツと共に牛肉のしぐれ煮、お節で残ったきんぴらごぼうなど挟んでみて下さい。和風サンドの完成品にもなります。

                                                                                   
 

2015年12月18日金曜日

アイスサンド用パン

都会ではアイスパンが、真夏よりも冬場に売れ行きが好調と言う。

想像するに、パンに挟んだアイスが溶け出しにくく落ち着いて食べられるようにも思います。
そこでノアの「ホームメイド・アイス」のレシピをサンドすべくパンを試作しました。

 アイスのレシピは、娘が高校時代にササッと卵白を泡立てて作っていたものです。
そこへラムレーズンやクランベリーソフトを混ぜ込んだもの。簡単で美味、バニラ味。

こちらのパンは、アンパン風に見えますが胚芽入りのシンプルなもの。スキムミルクなど加えますと、アイスの味に似通ってしまうので避けました。

丸めるだけですと押さえても、焼成時に窯伸びして高さが出てしまいます。丸箸の頭で穴を開けますとその点思い通りに。セルクル型が無くてもOKです!

反省点、胚芽は7%に抑えましたが、10%でも良かったかな?

食パンなどでも悪くありませんが、是非アイスサンド用パンを作られてみてください。
相乗効果で申し分なく頂けそう。

次回につづく・・・・。





2015年12月14日月曜日

3回目のツリーパン

明日は趣味のグループでの「Xmasランチ会」を我が家で。
持ち寄り風のランチ会は、家々の味や作り方など様々で学ぶことが多々あります。

私は又、ツリーパンを組み立ててお迎えすることにしました。

ノアのOB会でも講師の方々に、ツリーパンをメニューに入れてもらいましたが、時間内に組み立てが可能か?柔らかいパン生地がピックできちんと収まるか気にかかっていました。

焼き上がりを冷蔵庫で冷やし、少し固めになったところを組み立てたようです。
同様に時間の配分を設定して作ってみました。

やはり、出来る事なら翌日に作り上げて下さい。
しっかりと締まったパン生地は、ピックを微動だに動かすことなく積み上げることが出来ます!


15㎝の深口底取れタルト皿は、底を外してご使用のほどを。
熱の通りが見違えるほど良くなりますので。

2015年12月12日土曜日

山食(最強力粉+強力粉)

「試作」と言うのは、集中的に試みて新しい発見が得られるもの。改めてそう思いました。
食パン系は最強力粉で作るのが一番美味しく感じていましたが・・・。

今回の山食は、最強力粉と強力粉をミックスしてみました(前回の全粒粉では、粉に自然の甘味がありますので、砂糖を4分の1減らしています)。


仕上げの発酵を控えめに(映像下)、ケースより山が飛び出ない程度の発酵がベストです。

こね具合や仕込み水にも大きく影響されますが、感覚をご自分のものにすると良いですね!

そして、最強力粉だけの時よりもグルテンがやや少ないので細かいきめになりやすい事になります。

2015年12月10日木曜日

白ごまシードパン

くるみ入りシードパンは、栄養の点から選考するならパンの中ではグランプリーを得ましょう。
少し疲れ気味の時などには、あんパンやクリームパンよりこちらをお奨めします。

生地に加える黒砂糖を粉量の5%にすれば食事パンに。(おやつパンとしては7%)

全粒粉、ポンデ・ケージョの粉、黒糖、くるみこれらがしっかりかみ合って美味しさを醸し出しています。
 焼きたてのアツアツは、さぞかし香ばしくて美味しいだろうと思いがちですが、それはありません。

パンには食べ頃、食べ時がありますから、しっかり冷めてからお召し上がり下さいませ。

翌日は、パンの水分がシード類に伝わり湿気た感じになりますので、トースターで軽く温め水分を飛ばしてから頂きます!

2015年12月7日月曜日

全粒粉の山食

山食はトップの両サイドに雨だれ型の空洞(穴)が開きやすい。美しい姿形を保っていますのに、カットしますと穴が・・・・。

その点、角食はふたをしての焼成なので、クラムも均一で強いて言えば四隅に気泡が見られる程度。ふたが大きな仕事をしてくれています。


今回は国産のグラハムフラワー30%を最強力粉にブレンドしました。

強力粉ですとグルテンがその分少なくなりますから、窯伸び、目詰まりが顕著に表れます。

が、食感として重めが好きか、軽めが好みかで粉を選択しましょう~。

空洞の原因は、ケースの容量に対し生地を入れ過ぎないように・・・。
極端に多い場合を想定しますと、ケースから伸びあがった部分は、ケースを通さず熱を受ける形になり、当然、目も粗く穴も空きやすい。

仕上げの発酵をケースの高さ以下におさえると良いようです。又、ドライイーストは仕込み水で溶き、より少量使用。生イーストも良。

その他、捏ね不足、ガス抜き、発酵温度の高すぎ、時短、原因は限りなくありそう・・・。





2015年11月24日火曜日

包子


キャベツ(又は白菜)やニラがたくさん入り、中国山椒の漬け汁で香り付けした肉まんを、長年作り続けてきました。教室でも好評でした。

ここにきて、別の味でも試してみたくなり・・・。
今日は、玉ねぎたっぷり、オイスターソースもたっぷりのレシピです。
塩なしで、砂糖も加わります。

 砂糖は玉ねぎの甘さで十分と思い省き、塩を少量加えてみました。

オイスターソースはメーカーによって味が異なり要注意。やや少なめに。

優しい味に仕上がりました。


半世紀もの間、慣れ親しんできた味には、甘味料が存在しません。これぞ「包子」と言う味!




皮は餃子用の細い麺棒使用をおすすめ。中央を山高に。

手前から押し上げるようにして中央近くで力を抜き、その後、麺棒は手前に転がし戻します。
円の周囲は限りなく薄く。

左手で生地を回しながら、5回ほどで1枚完成。

肉餡が真ん中に収まるための作業であります。

2015年11月23日月曜日

きのこパン

ここ別府でも間もなく初冬を迎えます。
寒い日には温かいスープもよいですね。

VF生イーストを使って、是非きのこスープをお楽しみください。
このイーストは、一次発酵後冷凍保存が可能です。150gの粉で6人分とれます。

我が家ではその都度冷凍庫から2個取り出し、数時間放置して使っています。

本当にマシュマロそっくりですね!

直径9㎝のカップですから、大きめに伸ばして温かめのスープに被せて焼き上げます。

リーンな生地は薄目に伸ばしますと、フランスパン風。ややリッチなものは厚めにのばした方が美味しそう・・・。

今日は、きのこメインのポタージュですが、コンソメスープの折はパン生地よりパイ生地が合います。


 頂き方は、30年ほど前に別府駅前のイタリアントマトさんの責任者?から教えていただきました。
縦にナイフを入れ半月にカット、スープを付けながら手で頂きます。


2015年11月21日土曜日

山食(1斤ケース)


今回は生イーストで、ドライの2倍の重量使用。

食パン系はシンプルな配合で、熟成させながら発酵させる・・・これが美味しいパンの基本でもあります。しかし、手作りパンになりますとそう長々と時間ばかりをかけてはいられません。
美味をとるか、時間をかけるかその辺の掛け合いになります。

同生地を2分割し、3つ山と2つ山。

3つ山の方は、中央に置く生地を10g両サイドより減らすと山の高さが均一になります。
いつもの事ながら忘れてしまいました!

195℃のオーブンで25分一緒に焼成しましたが、2つ山の方がひび割れが激しい?

1斤ケースでの2つ山 注意点はケースに収める際の置き方です。バランスよく置くのではなく両サイドは少し、中央に幅広の空間を。美しい山型に出来上がります!




2015年11月16日月曜日

クリスマス ツリーパン(2)


今日は生イーストを使用して、ドライイーストとの相違点をチェックしてみました。

生ですから仕込水も心持ち控えます。

発酵時間もほんの少し早目に終了します。
出来上がりはこれと言った違いは見られず・・・・味のチェックはしておりませんが・・・。

ドライのミックスフルーツが80g入りますので、一次発酵後の生地がやや緩みがちになります。

生地が柔らか過ぎると、焼成後しばらくして外皮に皺が出やすいので要注意!
その点ドライは生ほど顕著にみられない。

長野と横浜にいる孫たちに贈ろうと思いつつ、考えたついたツリーパン!

適当な大きさに丸めたもの25個(1個は味見用)作ります。タルト型に入れ、入りきれないものは天板上へ。オーブンで1度に焼き上げます。

カラーピックにハイグルコース、クリスマスグッズを添え、冷凍便でパンと共に贈りましょう。

受理して解凍後、ピックで刺して積み上げ、ハイグルコースを振って、もみの木などを飾って・・・・・できるかな?

想像するだけでも嬉しくなってしまう・・・。  
幸せな73歳です!





 



2015年11月13日金曜日

クリスマス ツリーパン

2回目の試作です。
前回より少し見られるようになり~。

同じ250gの粉ですが、基礎(土台)の部分に15㎝深型タルト皿を使用。安定感と鉢の感じが出ました。

ツリーは、スリムな2等辺三角形が理想です。

ゴロゴロした岩山になりがちですが、パンも美味しくて、惚れ惚れするような美しい形を追い求めるって至難の業。

大、小6種のサイズに分割したものが24個、見た目にはどのパンも同じよう・・・?
次回試作の課題になります。

トップのパンは存在感を高めるために比較的大きいものを選んだのですが、いかがでしょうか。

1.5斤の食パン用袋に入れて乾燥を防ぎましょう。上をリボンで括るとクリスマスの雰囲気が漂います。

湿度を保持させるためにもトレハロースのご使用を。ノアでも販売しておりますが、自然食品店でも扱っております。又、生イーストもお勧めです。ドライより保湿作用が優れていますので。



2015年10月31日土曜日

コッペパン(ライ麦入り)

コッペパンは、ふんわりしたソフトな生地が一般的ですが、今日はライ麦を2割ブレンドしたハードなものを試作しました。

ライ麦は粘りは有りますが、弾力性はありませんから冷めると硬くなります。しっかり焼いた外皮を頂くと、香ばしさと共に崩れ落ちるような食感が持ち味です。

 1個70g強の生地を、フランスパンの成形で三つ折りして巻き込みますから、仕上げの発酵の見極めが難。

又、布取り無しでは生地の硬さにもよりますが形がだれてしまいます。

ライ麦の癖を辱知してから取り掛かると良いですね~。

クープは好みですが、フランスパン風とヴィェノア風に。クープ無しでは中の圧が底に向かいますのでお気を付け下さいませ。


                ライ麦にはチーズが良く合います!

2015年10月24日土曜日

葱餅(ツォンピン)(2)

2年ぶりに葱餅を作りました。
簡単で時短、塩を加え水でこねる。20分~放置し、形成、フライパンで焼く。
おやつと言うより主食に重宝します。

 今回はたっぷりの葱に干しえびを加えてみました。葱の風味を引き立ててくれます。彩りも悪くありませんね~。

見た目はチジミ風ですが、どうしてどうして・・・捏ねて休ませた生地の美味しさは比べようがありません!

ごま油の風味も焼きネギには欠かせず、ポン酢で頂きます。



 休ませた生地を薄く大きく、長方形に伸ばします。打ち粉は多めにしても差しさわり無いのですが、巻きづらくならない程度に。

ごま油を塗り、塩をパラパラと振り、葱などを。

きつめに巻き込み閉じます。

細く長く伸ばし、出来れば60cmくらいに。



それを中心から巻き、麺棒でフライパンの大きさに伸ばします。

少なめのごま油で焼き、返して餃子風に仕上げる。

生地の厚さが2cm以上になりますと、焼き時間は当然長くなり、断面の層もしっかり確認できて来ます。

左記のものは1㎝強、焼成時間は5分ほど。

2015年10月19日月曜日

バタートップのプチパン

しっかり焼色の付いたプチパンです。
バリッと固めのクラスト。
焼きたてが一番美味しいので、今日のランチはパンに合せて早めに頂きました!

フランスパン粉にモルトシロップ、 リーンな生地ですが仕込み水の半量を牛乳で。

スキムミルクでも色付きは濃くなりますが、ミルクの香りがフランスパン系には邪魔かな。

更に少量ですが有塩バターをトッピングしていますから、香ばしい焼色この上ありません!

手で割りながら、たっぷりの野菜と共にパンの味を噛み締めました。

キャベツの極細千切りに、野菜のソテー(人参、玉ねぎ、ピーマン、シメジとコンビーフ少量を塩  コショウ、醤油で味付け)を盛り合わせてお試しを・・・。



2015年10月10日土曜日

スリムフランス(焼減率)

予定の無い日には、朝からスリムフランスを仕込み始めます。
1本106gのほっそりしたこのパンは、不思議な事に毎日食べてもアキがきません。
焼きたてをランチに頂くせいかもしれませんが・・・。



手作りのフランスパンは、もうこの辺で卒業しようかな~と思ったことがありましたが、どうしてどうして・・・限りなく奥が深い、いや深すぎます!

スリムスリムでフランスパンとは名ばかりですが、焼減率にこだわってみました。

20~22%が理想のようですが、本日のは23.5です。しっかり焼成し、1時間後サンドにして頂く折りにもクラストはバリッとしていました。

19%の時には外皮が、やや緩みはじめていますので、再度熱を加えてから食卓へ。

焼減率はフランスパンの太さによっても異なりますし、焼き上がってからしばらく置いたものでも差が見られますから、拘らない事にしました!

食べる人の環境や好みに応じて作り分けられたら何よりですね。
年老いて歯が弱る前にセッセと頂いておきましょう。

 

2015年10月3日土曜日

花とサークルのパン

久し振りに花とサークル型のパンを焼いてみました。
ハートも星型もありますが、いつも2個の組み合わせを季節によって選ぶのが習わしです。

今回は何となく手に取ったのが花とサークル。パン生地もセミハードです。

4種の型はそれぞれ生地の量が異なりますから、事前に計算して取り掛かる事になるのです。

 温かい内は、上手くスライスできないのですが、花型はクラストの面積がサークルに比較しますとかなり多いので籠盛りが出来ました!

強力粉にフランスパン粉を1割まぜてみました。
クラムがしっとり、クラストはパリッとしています。

温もりが残っている頃でしたら、そのまま頂いてゆっくり味わって美味しさをかみしめてほしいなと思います。

周囲が全部、型で被われたパンは風味が抜けず温存されているので美味。

間違っても薄力粉をブレンドなさいませんように。


2015年10月1日木曜日

クリーム・ワン

横浜の5才になる孫が1年ぶりに娘と共にやって来ました。
1週間の滞在はアッと言う間でしたが、「ピストルパンを作って」とか「グラタンが食べたい」とか注文が多い!

子犬のパン、たっぷりのカスタードクリーム入りです。

泣いたり、笑ったり、ウインクしていたり、歌っていたり、びっくりしていたり・・・子供の想像力は果てしなく続きます。

ピストルパンは、次回会う時に持ち越しましょう!

2015年9月22日火曜日

サバラン風ジャムパン(2)

パン作りを始めた頃、幾度となくジャムパンを試みました。
周囲のパン生地を抓るようにして閉じても、焼き上がる頃にははみ出てきます。いったいどこから出てくるの?と、毎回パンに尋ねていたものです。

パン用ジャムやコンスターチなど加えれば何とか収まりますが、手作りパンには自家製ジャムを使いたい思いにかられます。

20年ほど前になります。何冊かのパンの本を出されている方がテレビ出演されていました。イングリッシュマフィン型を使われてブルーベリージャムパンを焼くところでした。その場で作られたジャムを包んでいるではありませんか!

案の定、底から流れ出して・・・。上手にカモフラージュされていましたが。

それ以後、ジャムパンは見送っています。

コーングリッツを糊化して加えたシンプルなパン生地に、ジャムが良く合います。

中央の円に沿ってナイフでくり抜き、固めのジャムを入れふたを被せます。




                                ネーミングは「~~ジャムパン」と付けました!




2015年9月21日月曜日

クランベリー・ライ

近くのコンビニで、冷凍のブルーベリーが手頃な価格で売られています。
砂糖にレモン汁を加えて煮詰め、冷ますだけで紫色鮮やかなジャムが出来上がり。

ライ麦50%のパンに、ドライクランベリーを微塵に切って混ぜ込むと、ブルーベリージャムがより美味しく食べられそうな予感がし焼いてみました。(オレンジ系は無理かも)

 夫はライ麦のみで、ナッツやドライフルーツ類が入っているのを好みません。
トーストして野菜や肉類をサンドし頂きます。

私はありとあらゆる食べ方をそれなりに好む方ですから、最後はジャムをトッピングして甘味を楽しみたい。

スライスしたパンをパリッと焼き、バターをサッと塗ります。

少し冷めたくらいでジャムをトッピングして食べるとアツアツより美味。


冷めかけたパンの心地よい固さ、歯ごたえも味の内と思います!


円のコルプ型は1個しかありません。今回はステンのボールを発酵時に利用しての作業です。

円形模様は出ませんが、ベンチをとり、たたんで成形しますとほぼ同様に焼き上がりました!

2015年9月18日金曜日

スリムフランスで・・・

朝からスリムフランスを焼きました。
最近は、体感温度で仕込み水を決め、こねあげ温度が24℃にピタリと決まる日が多くなりました。

発酵をさせながらタイマーをポケットに入れ、庭の草取りに専念。時間を効率よく使っているようでそうでもない。
こうしてバタバタ過ごす時は失敗が付き物です。オーブンに移す際に、床にパンを落としてしまった! どうにかなるかなと思いきや、どうにもならず 1個処分です。


 ランチは、簡単なオープンサンドで。

ソテーした野菜を塩コショウで味付けし、卵やミックスチーズも合わせて、トーストしたパンにのせて、焦げ目が付くまで焼きます。(左は焦げ目不足)。

あればベーコンやハムも。
味付けには塩昆布もなかなかです。
卵かけごはん風、オープンサンドとでも言いましょうか?


これはやはりフランスパンがいい!
底がカリッとして。食パンではこうまで活きません。水分が邪魔をします。

そしてこのぐらいスリムなのがいい。
片手で持ちスムーズに口へ運べます。

斜めにスライスしたフランスパンでは、スペースが狭くて卵汁で和えた具が流れ落ち易い!







2015年9月15日火曜日

北欧ブレッド

見るからに美味しそうな「北欧ブレッド」を雑誌で見ました!
シナモンロールもそうでしたが、寒い国のパンですから、バターや卵、クリームチーズなどが惜しみなく使われています。

 カロリー減に変更し、仕込み水量に配慮しながら作ってみましたが、なかなか上手くいきません。

生地量が多く、水分も少なかった。

焼成前(下)までは良い感じでしたが・・・・。
パン作りはそう甘くないなと。

チョコチップが手元にありません。かぼちゃの種を代用。これもポロポロ落ちて、ごらんの通りです。


クリームチーズで被われた中のパン生地は、スポンジケーキ、いやバターケーキの如く、きめ細かくふんわりで見事でした。

ノアのレシピでは、メロンパンもUFOパンも中のパン生地が異常に思うくらい美味です。それは
バターの多いトッピング生地で被い囲むという事がなせる業だったようです!


2015年9月12日土曜日

シフォンケースのパン

ノアで販売しているシフォン型材質は、アルミです。

私はアルタイトとアルミを備え、いつの日か材質の違いを確認したいと思い購入しておいたのですが、アルミで何のトラブルもなく上手くいってますので相違点を確認する機会がありませんでした。

アルタイトは、食パン型にも使われており重量感があり、型離れし易い。これならパンにも使えそう・・・・。ずーっとそう思いながら月日が経ってしまいました。

 あん食パンが流行り出した折りも、どうも自分の好みでなく、それでもいつか作ってみよう・・・という気持ちだけは心の底に残っていました!

アルタイトと餡が一緒になって本日実現!

焼き型としては申し分ありませんでした!
アツアツの天板上に載せて焼きましたが、窯伸びに時間を要しました。

底には三つ折り2回の模様が縞しまになって、大きなハチの巣に見えてしまった!

次回は、ほうれん草とかの子のシフォンケーキもどきを作ってみましょう~。(使用ケースは直径17㎝のものです)

2015年9月10日木曜日

抹茶とかのこ豆パン

抹茶と言えば春のイメージですが、少し涼しくなりましたので、日本茶が恋しくなりました。そんな時にはこのケーキのようなパンで「お茶しましょう~」。

しっとりとした上品な甘味、ケーキほどカロリーも高くありませんから、2~3枚頂いても安心ですね。

高さ5~6㎝です。ロンパウンド型又は、スリムロング型が重宝します。

抹茶のグリーンは、まばゆいくらい美しい!
その為にも卵を使用せず、生クリームでコクを出してみました。

時間経過と共に色が飛びやすいので、今回はほうれん草パウダーを抹茶の4分の1加えています。

それぞれの山を外して盛りつけますと、今話題のちぎりパンにも変身可能。お試しを!

2015年9月7日月曜日

グラハム・ライの山食

最強力粉に全粒粉とライ麦粉、ライサワーを合わせて1斤用のケースで山食を試作しました。

雑穀のパン類を、金属のケースに納めて焼くのは正直好きではありません。
オーブンのあつい熱線で直に焼かれたパンのクラストは、カリッとして何とも香ばしいからです。
それでも試作して学ぶ事が限りなくありました!



最強力粉より強力粉の方が無難だと言う事。
窯伸びを期待せず、幾分目が詰りかけていた方が応用範囲が広そう。
最強力粉はトースト向きです。

1斤ケースはなかなか便利。講師の方からもアドバイスを受けましたが、形成も楽ですし、1,5斤はバタートップオンリーにしようかな?

フランスパンのクラック(ひび割れ)は、焼成後数分ですが、雑穀パンはかなり時間が経過してから・・・。撮影の時点では無し。
その他、もろもろ。








2015年9月2日水曜日

サバラン風ジャムパン

コーングリッツパンは食事パンとして掲載しましたが、おやつパンとしても活躍の場を広げてみました。「簡単ですぐ出来上がる」を心して。

スライスしてジャムを挟めば済むことですが、食べる人がちょっとドキドキするようであってほしいな!
「えっ、何が入っているの?」・・・小さなふたを摘まんで開けると、赤や黄色、紫など。

想像するだけで作り手も楽しくなってしまいます!

 
画像は固めのイチゴジャム、ブルーベリージャム、ママレードです。

その他、チョコクリームやクリームチーズ(砂糖、レモン汁等加えて)、フルーツカットも美味しそうですね~。

仕上げの発酵途中で、パテ抜き丸3号で押さえます。
焼成後冷ましてから、ペティナイフで頂く寸前にカットし、ジャムを詰めてみてくださいな!

2015年8月31日月曜日

マヨパンとくるみあんパン

先日の台風では、九州地方に大きな被害が出ました。
別府の我が家では、風雨とも大した事なくホッとしたのですが、翌日ノア大分店に出かけました。

大きな看板が半分飛ばされているではありませんか!

「台風の為お休みを・・・」と張り紙していました。

大分では突風が吹き荒れたそう。後片づけなど、ご近所にご迷惑おかけしてしまいました!


 お詫びを兼ねましてパンをお届け。
呑気者の烙印が付けられてしまった・・・・。

マヨネーズパンのトッピングには、マスタードと和辛子をマヨに混ぜ込み、酸味と辛さを強調。

いつもながら、黄色に囲まれたパセリが何と生き生きしていることよ!

袋入りの方は、初級レシピのくるみパンに20g弱の餡を包み、黒ごまで刻印。

餃子用麺棒の先で押さえると形が整います。お届け物には、お花のイメージがしっかり出て 悪くありませんね!





2015年8月27日木曜日

コーングリッツちぎりパン(2)

前回のコーンちぎりパンはパンの間隔が空き過ぎかな~と思い、今回は22㎝タルト皿で仕込んでみました。



 左は仕上げ発酵終了時。

マフィンケースの6個は、円の側面に沿って、はさみでグラスカットを施してからオーブンへ。

残りの10個をタルト皿へ。

10個を円に納めるって至難の業ですが、まず、7個を周囲にバランス良く置き、残りの3個を中央に。




300gの粉を同分割、少しも残さず使いこなす。作業が時短の上、後味がすっきりして気持ち良いものです。

マフィンケースの6個は艶ありの方が見栄えがするかな~そう思い、バターを薄くひいて・・・
ここまでは良かったのですが。

ちぎりパンはやはり艶無しが合います。
ブリオッシュに見えてしまいました!




下6個はコンコンブルの袋に詰めますと「お土産品売り場」
などでも威張れそう!    






2015年8月19日水曜日

胚芽ピザドウ

パン用胚芽を加えて生地を捏ねました。

仕込み水は牛乳と水を半々に(アメリカの神父さんが経営されている近くの小さなピザ屋さんで伺ったのが半々でした)。子供が小さい頃、良く通ったお店です

 胚芽7%入り、直径23㎝×4枚。
200℃で5分空焼きしたものです。

周囲の土手は、ピザソースが付着していない生地のみの美味しさを、ちょっとだけ味わってほしいな~と願を込めて!

こうして冷凍保存しますと、いつでも食べたい時に引き出せますね。





右記の胚芽ポッキーは、4枚目の生地(1度の焼成は3枚なので)をクッキングシート上に伸ばしカードでカットし、焼き上げました。

クレイジーソルトを少量混ぜ込み、ビールのお伴に。