2015年7月30日木曜日

角食(黒ごま・パセリ入り)

暑い盛りですが、我が家は築100年ほどの年月を経た家。天井が高いせいか、川が隣接しているせいか夏は比較的涼しく過ごす事が出来ます。その分冬は寒くて震え上がります!

この季節、皆さん「パンの発酵が早くて・・」と申しますが、午前中は発酵器(室温が30℃以上になると機能しません)も作動します。自宅用の角食を焼きました。

黒ごまと同量、自家製ドライパセリを大さじ1強加えてみました。カットが細かいので見えにくいですが、爽やかな味わいが加味され、この配合もなかなかです!爽やかさは市販のものでは無理かな?

パセリは枝付きのまま、低温でローストします。手で粉々にして冷凍。スープやサラダにも常時保存しておきますといつでも取り出せます。

パン屋さんは夏期イーストを少なく調整するようです。今回は770gの最強力粉にドライイースト小さじ1、生イースト6g捏ね上げ温度28℃。

イーストを少なくした方が良いかもしれません。
私の好みは生とドライが半々。






2015年7月27日月曜日

ハワイアン バンズ

50代の半ばに拙いパンの本ですが、出版した事があります。
その中に「ハワイにはこんなパンがあってもいいなあ~」と思いながら作ったのがこのパンです。

大分市内の講師の自宅教室で作られたパンを6回コースで情報誌「とまと」さんに掲載される事になるとのニュースを伺いました。嬉しい限りです!

初回8月号にはハワイアン。とても美味しそうに出来ておりました。
私も久方ぶりに焼いてみたのですが・・・・。

パイナップルの焦げの部分は、ハワイアンダンスのスカートのフリルみたいでしょ?

今回は生のパインを使用しましたが、失敗でした!缶詰をお使い下さい。

生と缶詰の違いは、オーブン内での水分の蒸発量。
スライスしたパイン缶はシロップ漬けの為、水分が飛び難く、生は飛びやすいと言うことになり、外観もより美味しそうにみえます。






2015年7月25日土曜日

ソフトフランス(ハード)

昨日のくるみパン、砂糖を3分の1に変えサンド向きを試みましたが、従来のくるみパンの美味しさが半減し、サンド完成の意欲を亡くしてしまいました。

昔の生徒さんだった友人がランチに見える事になり、急いでソフトフランスを焼きました。目の不自由な彼女は、あの頃よくこのパンを作っていましたので・・・。


今回は仕込み水を控え、分割も小さめに、焼成蒸気を多めに、やや高温のオーブンで
しっかり焼きました。クラストをしっかり焼きますと外皮の変形が見られません。

柔らかい生地では、時間経過とともに中心の水分がパンの表面にたどり着き、ふにゃ~となりがち。その後水分が空気中に放出され幾分パリッと返り咲きますが。

同じものをあらゆる角度から見極め、好みのパンに仕上げていくのを楽しみのひとつにしてみましょう~。






2015年7月23日木曜日

D・フルーツサンド用くるみパン

サンド用のパン生地は、サンドする食材を生かすためにもシンプルな配合を試みてきましたが、近年、食パンさえもコクのある甘味が若い人々に好まれているようです。

挟む具の旨味をより強調するのではなく、パンも同じくらい前面に出して良いのではないか・・・と考えるようになりました!

従来のくるみパンの甘味を押さえ、切り込みを6か所に増やし、挟み易いように平たく形成。

〇や☆は、全卵が余ったのでお遊びです。
卵黄だけでしますともっと色濃く出ます。

ドライフルーツ類をシロップで煮、香辛料で薫り高く頂けたらどうかしら?
明日、試行錯誤してみましょう~。

いつも控え目だったパン生地が具と合体出来ますように!

2015年7月18日土曜日

フルーツカントリーブレッド

くるみとラムレーズン入りのパンです。
ブラウンシュガーは小さじ2ですのに、ラムレーズンの汁が加わり、何とも言えない自然の甘さが舌に伝わってきます!

久しぶりに粉500gを使いました。最強力粉、フランスパン粉、ライ麦粉、この3種が少量づつ残っていましたので在庫整理。それなり出来上がりました。

50年(半世紀)もパン作りをしていますと、この分野(適当に作る)では得意の部類に属します。
が、それは良い事なのか悪い事なのか疑問?



時々、別の世界に遊びに行ってみたくなります。

陶芸もそのひとつ、粘土を捏ねて伸ばし、クッキー抜きの「うさぎ」さんと遊びました。

ブローチやネックレスは、指先では摘まみ難い部品の数々、小さなペンチでの作業・・・リハビリそのものです。

孫に送ろう~~喜んでくれるかな~。

2015年7月6日月曜日

ブールフランス

試作の日々が続きます。
上手くいった時は、何とも晴れがましいのですが、そうでない時は疲れがドドッ・・・・。
以前は、その日の内に再度挑戦したものですが。

今では細字用眼鏡を持ってベッドに走り、読書の途中にあちらの世界に移ってしまいます!

 フランスパン粉100%。モルト無し、バターを粉の8%で試作。

ここで止めておけば良かったのですが、フライドオニオンを10gほど加えてしまいました。

玉ねぎの甘さがとてもとても耐えられません!ああ~フランスパンなのに甘い。たかが10gなのに甘い!

粉300gで木の葉フランス2個+ブール1個。



軽る~いパンで、クラストはパリッとしていますが・・・・これも梅ジャムを付けて食べる以外はなさそう??


それからブールは、天板を熱くしておかねばなりません。忘れてしまいました。



2015年7月4日土曜日

豆乳パン

紀文の特濃豆乳を購入してみました。
口に含みますと、油脂の部分がやや多めにして濃厚です。パンの「仕込み水」として使う事に。

我が家のテレビ脇には、災害時用の乾パン(大きな缶入り)が数年前から出番を待っています。
消費期限は5年以上。缶に描かれている2つ穴の可愛い乾パンを見ずして見てしまいます!

そこで形を似せたおやつパンを(上)。

 画像下は穴無しですが、スライスして梅ジャムを挟み大人向きのおやつに変身可能です。

編みパンは周囲をカットした生地で作りました。

強力粉250gで3種出来、作る楽しみも食べる楽しみも3倍!いいですねえ~。

ベンチ無しですから所要時間2時間かかりません。少し固めの生地で作られますことを願って・・・・。


2015年7月2日木曜日

馬蹄形のパン

horseshoe 4世紀にギリシャ人によって西洋に伝わったという馬のひづめの形。

家畜用の馬はひづめが摩耗する・・・想像出来ますね。
競争馬は重い鉄ではなく、アルミやプラスチックで作られているそう。蹄鉄とは
言わないのでしょう?

このÙ字型は幸運を呼び込むと伝えられ、ネックレスなどでよく見かけます。先日ノアの会で、臼杵の講師の方が馬蹄形のパンを披露してくれました。

巻き込むベーコンにローズマリー、粗挽き黒コショウが良く合います。

チーズを巻き込んでも悪くありませんが、クープを少々深めに入れますと噴き出して見栄えがご覧の通りあまり良くない。

ローズマリーは、生とドライを使い分け比較。
焼成後は味、食感共に大差ありませんでした。