2015年6月28日日曜日

ポン粉・角出しパン

ほうれん草のもちもちパンをアレンジ、角を出して「角出しパン」とネーミングしました。

丸めてしまうだけでは、ちょっと寂しいですよね!
具財を生かした形に面白味がありますからあえて角を出してみました。

ネーミングを変えますと具材を考えるだけでも楽しい。ほうれん草の代わりにニラやわかめ。人参、レンコン、きのこ類・・・限りなく広がっていきますね~。季節に合ったもの、冷蔵庫に保存中の野菜などいつでも作れてしまいます!
ゴボウなどは角出しにぴったりではありませんか?


中学時代の友達が別府温泉の旅に。
自宅に寄ってくれましたのでランチを。
クレセンロールと共に、懐かしくも楽しいひとときでした。

ティーポークとパプリカのサラダ、ほうれん草の軽いポタージュ(煮しめ里芋をとろみに使用)を添えて・・・・。

※ スープはデコ巻きずし教室の河野叔子先生  
   より伝授。

2015年6月13日土曜日

クレセントロール(フライドオニオン)

「クレセントロール好き」が多く、最近注文が相次ぎます。

薄く大きく、しかも2等辺三角形に伸ばす・・・この作業がこね方、仕込み水量、分割度合いなどによって差ができます。
ベンチタイムもある程度必要、多くても、少なくても伸び具合が異なります。
それ故に作るのが楽しく、アキが来ないのかな~?

作り手にとっては学ぶことがいっぱい!今日は2単位一度に作りました。

成形の1個目は、早目にベンチタイムを見切り発車、伸びにくいので生地を傷めてしまいがち。中頃から伸びやすくなり順調に、後半は乾燥しがちになってしまう・・・。一度に量産できません。

今回はフライドオニオンを混ぜてみました。
このフライドオニオンは淡路島産のもので優れもの。自宅で何度も手づくりしましたが遠く遠く及びません。

バターと玉ねぎ・・・これは洋風料理に於ける「だし」でもありますから美味しくないはずがありませんよね!

岩塩は卵白を塗ってからトッピングしますと落ちにくく感じました。

2015年6月11日木曜日

キャロットパン

今年も人参の美味しい季節になりましたね。
是非この時期にマフインのようなキャロットパンを作りましょう。 低カロリーが何よりです!

キャロットブレッド、にんじんパン、キャロットパンと3種のレシピがあります。
山食型、パウンド型、マフィン型とそれぞれのケースに合わせ、又その特徴を生かすような配合に仕上げたつもりですが・・・。山食型は再考の余地ありで、粉の引き度合いを下げた方が作り易いかも。美味しさとの兼ね合わせが困難です。


マフィンケースは、紙ケース無しで油脂を少々塗るだけでOK・・・手前6個。

一番奥の3個はグラシンケースを・・・これは生地にくっつき外れにくい。油脂の多いケーキ類なら良いでしょう。

フリルが見える3個はセパレートグラシンケース・・・・このケースは外れ易く、パンでしたら数回使用可能です。

柔らかでふんわりパンですから、頭部の片寄りを避けるためにベンチをとって丸め直し、ソフト機能があるオーブンでしたら利用しましょう!



人参の半量ほどはレンジでチンしみじん切りにします。野菜の甘味がより多く伝わります。


2015年6月8日月曜日

クレセントロール(B)

作る度に課題が見られるクレセントロール、。
今日は、岩塩のトッピングを止めてスライスチーズを巻き込んでみました。チーズ類は塩分含有量が多い・・・それだけの理由です。

粉チーズでも試作した事がありますが、味より香り重視のパンになりがち。

スライスチーズをそのまま巻き込むと、窯伸びのバランスに支障をきたしそう。そう思って横長に切り、間隔をとり並べて巻き上げてみました。

この上無しのシンプル配合ですから、生地を傷めず大きく伸ばすのは至難の業。更に今回は250gで8個分。

ベンチ終了の生地を、やむなくガス抜き麺棒使用、やや伸びたところで木の麺棒に変え形成。

最強力粉(スーパーキング)にこだわっている大きな要因かもしれませんが美味故。

初回作られる方は、6分割をお勧めしたく思います。




2015年6月6日土曜日

チーズナン

あらゆるパンを作りこなしている友人が、「ナン」は經驗無しと言います。
そこでチーズナンを一緒に作る事に。おしゃべりしている間に一次発酵が済み、仕上げ発酵は、無きに等しい。8枚があっと言う間に出来上がりました。


イーストの半量をピザ用イーストに入れ替えますと、手の平でスルスルと広がってくれます。

麺棒なしで、良い感じに。
大きなガスの部分には、フライパン底の焼き色がしっかり出ました。

焼き加減がポイントかもしれませんね。
器具にもよりますが、最初は中火のやや強で、中ほどで裏返し蓋をして弱火の強。

火の通りとカリカリにならない為に、蓋が後半必要です。

随分前にタイのレストランでナンの焼成を見ました。タンドールの釜の内側に薄く伸ばした生地を貼り付けて、現地の人が手際よく作業していたのを思い出します。

チーズナンは塩を控えた配合にしていますので、プレーンを作る時には塩分を少し増して下さいね。



2015年6月3日水曜日

くるみあんパン(2)

近くの魚屋さんが、南蛮漬けを小分けして売られています。
マリネ風のものは夫が好みませんし、自分独りの為に少量作るのもおっくうで、こちらの魚屋さんのものをずうーっと頂いています。

数年前初めて食した時、見事な味付け(私好みの味)に、「ウ~~ン」と胸の内で声を張り上げていました。少し親しくなってから、「素晴らしい味ね!」と奥さんに伝えましたら、「一度に沢山作るからよ~」とこれ又謙虚に申します。
奥の方をちらっと見ますと我が家と同じサラダオイルが。

ペンとノート持参でたれの配合を聞きに行ったというお客さんもいるらしい噂がたって・・・・さもありなん!

冬に入院されて奥さんの姿が見えませんでしたが、先日お店に立たれて、アジの南蛮漬けが並んでいました。美味しいものは幸せを運んでくれます。負担にならない程度のお礼にと「くるみあんパン」を焼きました。

今日は床工事の大工さんや知人にもと思い2単位。仕込み水は1単位✕2より少なめです。

急ぐ時にはベンチ無しでもOK。2時間弱で仕上がります。