2015年10月31日土曜日

コッペパン(ライ麦入り)

コッペパンは、ふんわりしたソフトな生地が一般的ですが、今日はライ麦を2割ブレンドしたハードなものを試作しました。

ライ麦は粘りは有りますが、弾力性はありませんから冷めると硬くなります。しっかり焼いた外皮を頂くと、香ばしさと共に崩れ落ちるような食感が持ち味です。

 1個70g強の生地を、フランスパンの成形で三つ折りして巻き込みますから、仕上げの発酵の見極めが難。

又、布取り無しでは生地の硬さにもよりますが形がだれてしまいます。

ライ麦の癖を辱知してから取り掛かると良いですね~。

クープは好みですが、フランスパン風とヴィェノア風に。クープ無しでは中の圧が底に向かいますのでお気を付け下さいませ。


                ライ麦にはチーズが良く合います!

2015年10月24日土曜日

葱餅(ツォンピン)(2)

2年ぶりに葱餅を作りました。
簡単で時短、塩を加え水でこねる。20分~放置し、形成、フライパンで焼く。
おやつと言うより主食に重宝します。

 今回はたっぷりの葱に干しえびを加えてみました。葱の風味を引き立ててくれます。彩りも悪くありませんね~。

見た目はチジミ風ですが、どうしてどうして・・・捏ねて休ませた生地の美味しさは比べようがありません!

ごま油の風味も焼きネギには欠かせず、ポン酢で頂きます。



 休ませた生地を薄く大きく、長方形に伸ばします。打ち粉は多めにしても差しさわり無いのですが、巻きづらくならない程度に。

ごま油を塗り、塩をパラパラと振り、葱などを。

きつめに巻き込み閉じます。

細く長く伸ばし、出来れば60cmくらいに。



それを中心から巻き、麺棒でフライパンの大きさに伸ばします。

少なめのごま油で焼き、返して餃子風に仕上げる。

生地の厚さが2cm以上になりますと、焼き時間は当然長くなり、断面の層もしっかり確認できて来ます。

左記のものは1㎝強、焼成時間は5分ほど。

2015年10月19日月曜日

バタートップのプチパン

しっかり焼色の付いたプチパンです。
バリッと固めのクラスト。
焼きたてが一番美味しいので、今日のランチはパンに合せて早めに頂きました!

フランスパン粉にモルトシロップ、 リーンな生地ですが仕込み水の半量を牛乳で。

スキムミルクでも色付きは濃くなりますが、ミルクの香りがフランスパン系には邪魔かな。

更に少量ですが有塩バターをトッピングしていますから、香ばしい焼色この上ありません!

手で割りながら、たっぷりの野菜と共にパンの味を噛み締めました。

キャベツの極細千切りに、野菜のソテー(人参、玉ねぎ、ピーマン、シメジとコンビーフ少量を塩  コショウ、醤油で味付け)を盛り合わせてお試しを・・・。



2015年10月10日土曜日

スリムフランス(焼減率)

予定の無い日には、朝からスリムフランスを仕込み始めます。
1本106gのほっそりしたこのパンは、不思議な事に毎日食べてもアキがきません。
焼きたてをランチに頂くせいかもしれませんが・・・。



手作りのフランスパンは、もうこの辺で卒業しようかな~と思ったことがありましたが、どうしてどうして・・・限りなく奥が深い、いや深すぎます!

スリムスリムでフランスパンとは名ばかりですが、焼減率にこだわってみました。

20~22%が理想のようですが、本日のは23.5です。しっかり焼成し、1時間後サンドにして頂く折りにもクラストはバリッとしていました。

19%の時には外皮が、やや緩みはじめていますので、再度熱を加えてから食卓へ。

焼減率はフランスパンの太さによっても異なりますし、焼き上がってからしばらく置いたものでも差が見られますから、拘らない事にしました!

食べる人の環境や好みに応じて作り分けられたら何よりですね。
年老いて歯が弱る前にセッセと頂いておきましょう。

 

2015年10月3日土曜日

花とサークルのパン

久し振りに花とサークル型のパンを焼いてみました。
ハートも星型もありますが、いつも2個の組み合わせを季節によって選ぶのが習わしです。

今回は何となく手に取ったのが花とサークル。パン生地もセミハードです。

4種の型はそれぞれ生地の量が異なりますから、事前に計算して取り掛かる事になるのです。

 温かい内は、上手くスライスできないのですが、花型はクラストの面積がサークルに比較しますとかなり多いので籠盛りが出来ました!

強力粉にフランスパン粉を1割まぜてみました。
クラムがしっとり、クラストはパリッとしています。

温もりが残っている頃でしたら、そのまま頂いてゆっくり味わって美味しさをかみしめてほしいなと思います。

周囲が全部、型で被われたパンは風味が抜けず温存されているので美味。

間違っても薄力粉をブレンドなさいませんように。


2015年10月1日木曜日

クリーム・ワン

横浜の5才になる孫が1年ぶりに娘と共にやって来ました。
1週間の滞在はアッと言う間でしたが、「ピストルパンを作って」とか「グラタンが食べたい」とか注文が多い!

子犬のパン、たっぷりのカスタードクリーム入りです。

泣いたり、笑ったり、ウインクしていたり、歌っていたり、びっくりしていたり・・・子供の想像力は果てしなく続きます。

ピストルパンは、次回会う時に持ち越しましょう!