2017年2月20日月曜日

黒ごまのメッシュパン

メッシュ型で焼くパンは、ケースに添っての美しいフォルムを祈りつつ毎回オーブンに入れます。
今日は満点のスタイルでケースから取り出す事が出来ました!

そのコツは・・・・お若い講師の方から教えていただきました。オーブンに入れて15分経過した時に、ケースの向きを上下変えるとの事。まだ生焼けの時点でオーブンを開けるって良いのかなあ~と?

焼色も統一され見事におっしゃる通りでした!6本のメッシュ型をお持ちで、途切れる事無く焼かれている彼女に脱帽です。

数日前にクロワッサン2月25日(特大号)¥500  サブタイトルが「パンとスープ」、「とことん楽しむ食パン」を購入。

パン屋さんのまかないスープやディップ等で、ほとんどのページが埋め尽くされていました。

講師の皆さん是非是非お買い求め下さいませ。見ているだけでも楽しくなってしまいますから・・・。




明日は東京から来客、このパンの上にさといもとチーズのディップなど(P25)はどうかなあ。しっかり焼き色を付けて~。

スープは和風きのこが合うようですが・・・。














2017年2月17日金曜日

ロイヤルミルクティブレッド

アールグレイの紅茶は味、香りとも華やかです。
久しぶりに紅茶のパンを作りました。

前準備が整えばベンチタイムも無く丸めるのみ、油脂を施したパウンド型にポンと入れるだけです。

上下の写真は共に同じものですが、別物に見えますよね?

これは仕上げの発酵時間の相違によるものです。
上は時間に余裕があってケースより少し盛り上がった時に焼きはじめたもの。クープも小さく可愛く。

下は短時間で済ませたい時に。
生地がケースよりやや低い位置で焼き始めたものです。クープはハサミで大きくカットします。
それ故中心の生地がグッと伸びあがり高さも出ます。

                                作り手の持ち時間によって作れるパンなんて、そうありませんね~。

それから大事なこと。
紅茶は半量をすり鉢で擦って粉に加えますように。ミルなど使用とは出来上がりが違います。手作りですから、少しでも香りを大切にしたい・・・。













2017年2月14日火曜日

ライ麦クレセント(クリームチーズ入り)

ライ麦パンのクレセントは、大きく薄く伸びやすい。

今回は、最強力粉のS・キングに混ぜて作りました。
中心にはクリームチーズを棒状に伸ばし入れ、細かい岩塩も巻き込みながらクラムに納めてみました。

しっかりした焼き色を出すためスキムミルクをやや多めにし、ブラウンシュガーを控えめに調整して
の試作です。焼きが不足しますと冷めるとやわやわになって しまいます!



クリームチーズは多過ぎず少なす過ぎず。
手粉を付けて、棒状をちょっと伸ばしてみて。
上手くいきます。

ランチには、焼きたてのライ麦クレセントに、アツアツのコーヒーを添えるだけで充分満足するでしょう~。

でも、栄養のバランスを考慮して野菜サラダを
を添えましょうね!



 
 




2017年2月12日日曜日

1.5斤山食

先日テレビで「美味しい食パンとはどんなものか?」という質問で、クイズのような番組をやっていました。
お皿には数種のスライスされた食パンが出されており、味見をしながらの答えは??

ソフトで柔らかい、甘味がある方を選んだ人が、シンプルで小麦粉の味がすると答えた人を上回っておりました。パンの作り手としては、ちょっと残念な思いが走りました・・・・・・。

今回はS・キング600g、S・カメリア200g合わせ、800gで1.5斤を2本。

捏ね上げ温度を25℃~に。よくこね、途中でパンチを入れて更に一次発酵をさせます。

角食は仕上げ発酵の見極めに苦労しますが、山食はその点安心ですね。ケースより少し低めの時に焼き始めます。

S・カメリアを混ぜ合わせますと、オールキングよりも気泡が少なく、スライス面も一安心です。




「食パン」という名前は世界でただひとつ、「食事用のパン」の意で日本人が名づけました。


2017年2月8日水曜日

スウェディッシュティーリング

「スエーデンのお茶の時間に頂くおしゃれなパン」がこちらのパンです。
昭和46年に発行された「手作りのパン」の中に記されていました。パンニュース社を創立された
西川多喜子さんが著者。

今ではボロボロになってしまいましたが、私の本棚に大切に保管しています。
トッピングに、スライスアーモンドやシュガーアイシングがかかりますと、もっと豪華な感じになります。
配合はシナモンロールと大きく変わりません。

  一番の難所は中央を丸くかたどる事。粉300gで2個。

 研究科の生徒さんが四苦八苦されていました。中央に円の型でも置いて焼けばそれなりに出来ますが、火の通りも悪くなりがちですから、
手でやりましょうと。

円が上手く出来ず途中で止められた方がおりました・・・。研究科は宿題不合格ですと、合格するまで頑張らねばなりません!

でもその暁には、パン作りがご自分のものとして一生楽しませてくれますよ!
                       


2017年2月6日月曜日

コルネパン

もう5年間もこのパンは焼いていないなあ~。
日本人が考え作り出したパンですから、たまには作ってみようかと思いつつ月日が経ってしまいました。昔は円錐形の金型しかありませんでしたが、今では厚紙で出来た型が売られています。

コロネともいうこの形は巻貝とばかり信じ込んでいましたら、フランス語の角笛からきていると伺いびっくりしたものでした。

                              ノアのコルネ型は全長11㎝です。

 別府市内に昔、                                                                 
メッチェンと言うパン屋さんがありまして、そこでは20㎝位の型でしょうか?巻き段数を数えましたら14段・・・すぐさま買い求めて頂きましたら、どうも歯切れが悪くくるくる巻いた生地が連なってしまいます。
その上クリームが出口の方だけでおしまいでした!

数日前、市内のゆめタウンのパン屋さんでコル ネパンが目に止まり、
 美しい形にしばし見とれて・・・。

色といい形といい太さ加減といい艶といいパンの神様が作られたかのようです。早速1個買い求め自宅へと急ぎ足で。

リッチな生地配合でした。巻き段数8~9.少し甘めでしたが、申し分ありませんです!型は14㎝かな?

ゆめタウンでは是非コルネパンの形を楽しんで下さいね~手作りとの事ですから。