2015年1月29日木曜日

ハートパン(2)

前回のハートパンを見られた親しい知人から「寂しすぎる」と報告あり。
そうかもしれません。若い人達の感想も大切にしたいと反省です。

時々、パンによりイーストを使い分けています。
今日は、ボリューム優先でドライイーストを半量加えました。前回はしっとり感を考慮し、耐糖性イーストのみ使用。

少しふっくらしましたね!

冷めてからチョコがけし、ハイグルコースを振ったもの・・・・バレンタイン向きになりました!

袋にきれいに収まるかしら?と気になりましたが、マドレーヌ(大)の無地袋に上手く汚れず収納し、ほっと致しました。


2015年1月26日月曜日

ハートパン

間もなくバレンタインディ。
ハートのパンを、抜型やケース無しで何とか作ってみたくなりました。

縦長でペロンとしたハート形は私の好みでありません。かと言って桃のようにまんまるでも・・・。
ほっぺが盛り上がっていてキュートなハートが好き。ノアのパテ抜きハート型はこれを展示しております。

 初めて作る「ハートパン」。広告裏紙に大きさ、斜め線の角度などをメモし、とりかかります。

だし巻卵をカットする際に斜めに包丁を入れます。返して2つ合わせるとハートに・・・・。

この方法を使いました!
キュートさがイマイチですが、簡単なのが何より。

ポン・デ・ケージョの粉をミックス。
ドライクランベリーのみじん切りを早目にこね機に入れます。(甘酢っぱさが生地にしみ渡り、初恋のほのかな味わいが得られますよ!)


当初はチョコを半掛けしようと思っていましたが、これだけで十分美味。パンかケーキか見分けがつかないなんて寂しい!   ハートの「パン」です!



2015年1月25日日曜日

ショコラメロンパン

メロンパン類は、作り手にとって寒い季節の方が扱い易い。トッピングのクッキー生地を伸ばすにも夏期は一苦労するからです。

ノアの修了生でパンやさんを始めた方が、トッピングを一枚づつラップに挟み冷やし、翌日それを使用すると伺い、私もまねさせていただきました。25年ほど前の事です。

メロンパンはやはりこの菱形が良いですね~。

トッピングの裾の始末も、底に織り込み過ぎると
菱形が割れやすいし、フリルが見え隠れしても見苦しいですよね。

パンの発酵具合を見極め、それに似合った円に伸ばして被せます。

パン生地は、ほんの少し固めの方が半円形になり易いので、バターの他ショートニングも混ぜ合わせています。

UFOパンも同様ですが、バター生地で被われたパンは、美味しさが内にこもるので味わい深く頂けます。

メロンパンと言えども、自分が描く理想に少しでも近づけたら幸いですね。

2015年1月22日木曜日

甘酒パン

20年ほど前に市販の甘酒や酒粕を用いて「甘酒パン」を作っていました。
当時は食パンのハーフ型使用で、カットするとやや小さい長方形になります。

今回は手作りで甘くて・・・・頂いた事のない美味しいものを混ぜ込みましたから、お砂糖の量も250gの粉に対し小さじ1です。

この甘酒は、間もなく90才を迎えようとしている講師の方から戴いたもの。作り方を教えて下さるのですが、残念ながらあまりにも「大変」なので、私を含め皆さん尻込みして作ろうとしません。

お米も,麹も選び抜かれたもの。一般的な甘酒の作り方とは発酵時間や温度、混ぜ合わせ方~と比べようなく「大変」なのです。

その方から戴いた甘酒を40g入れてみました。

かのこ豆は生地に混ぜ込むと色が散りやすいので、分割した生地に付けながら丸めてケース(15×15㎝の正角形)へ。

香りがいっぱいで美味しいのは勿論ですが、オーブンのある部屋は翌朝までも、お味噌の少し焦げた香ばしい空気が加わり漂っているではありませんか!
初めての経験です。

手作り甘酒に感謝の日でした。

2015年1月19日月曜日

ホットドッグパン

ホットドッグパンよりもネーミングは「コッぺパン」の方が良いかもしれません。
小学校の給食に出されていたパンでもあります。

当時私はこのパンが大好きでしたが、二つ下の妹は嫌いでいつも残して帰宅していました。飼い犬のメリーが、ランドセルをクンクン嗅いでしっぽを振り、待ちわびていたのを思い出します。

ドッグパンの形成はなかなか難しい。ケースを使用すれば難なく形が整いますが、柔らかい生地を布取りすれば綿布にくっついてしまいますし、フランスパン風に仕立てれば、折ってたたんで閉じてと手早く作業を繰り返すことに。

麺棒不使用で生地を傷めず仕上げましょう。ケース無しでも大丈夫です!
クラムがこのくらい大きくあればふんわりしっとりです。目が細かすぎるとふんわり感は減少に向かいます。

何事もそうですが、1回目は上手くいかなくても繰り返すうちに上達間違いありません。常時冷凍室に保存・・・これが理想ですね!



2015年1月16日金曜日

梅の花パン

裏庭の梅の木、すでに白梅がほころび始めました。
なんとも清楚で美しい、そう思うと枝の広がり具合もゴツゴツしながらも絵になる要素を持ち合わせているようです。

今朝、今年初めてうぐいすが姿を見せました!
ホーホケキョと上手に鳴けるまでには長い時間がかかります。頑張れ・頑張れと心の中で叫んでしまいます!

白梅を意識して上新粉を振り、白い花びらをイメージしました。上新粉は火が通りますので、
小麦粉より粉っぽさを感じません。
中央には手作りのアプリコットジャムを。押さえが少々足らず、盛り上がってしまった!
 

 

2015年1月15日木曜日

UFOパン

丸いパン生地に、カトルカール風のクリーム生地を中央から渦巻状に絞り出したもの。
オーブン内で、トッピングは上から下へと美しいカーブを描いて流れ落ちます。

焼きたてをそのまま放置してもOK、数時間はカリッとした食感が得られます。

UFOのつば、もう少し広がりを持たせたいですね。そんな時には、敷き紙のホイルケースを平らに広げ、トッピング生地を多めに絞ります。

天板に余裕がない時は、このくらいで我慢しましょうか!

映像はややグリーンがかかって見えますね。
今回は、中のパン生地を抹茶色にしましたので。
秋には人参のすりおろしを加えオレンジ色に。
出来上がりは紅葉色がうっすらと透けて見え、夏、冬は自然色。
一つのパンでこんな風に楽しんで下さいな!

UFOパンの字(あざな)は、「超うめえパン」! 名付け親は男子高校生でした。


2015年1月13日火曜日

あんフランス(2)

新たな年を迎え、始めてのパン作りです。
私にとって「無くてはならない」粉との対話、この至福のひとときを今年も大切に温めていきたいと思います!

今回の課題は、固めのあんを細長く20数センチに伸ばす事。
パン生地の如く一度に伸ばさず、包み込む生地上で伸ばしていきます。前回より長いスティック状が出来上がりました。あんも冷蔵庫内で冷やして置きますと作業し易くなります。


フランスパン用クープナイフを深めに使用。
柔らかい生地に仕上がった折には、粉を少々振ってからクープを入れると上手くいきますよ!

ライ麦30%の生地故、伸ばしと閉じが楽々です。

好みであんに黒ゴマを加えても。
香りと歯触りを楽しむには、ひと手間かけて
煎ったごまを包丁でザクザク切ってから混ぜます。