2016年8月29日月曜日

もっちり雑穀パン

雑穀パンに取りつかれたかのように、日々配合を変えて試作しています。

このもちもちしながらもザワッとした食感の不思議な味わいに、ついつい食べ過ぎてしまって・・・ああ~。

本日は1斤用食パン型で焼成。
前回はクラストの舌触りが軽いビスケット風なので、重みのある雑穀米の食感を前面に出したいと思い卵抜きの配合です。全粒粉ともち黒米(小さじ2)を新たに加えてみました。



前回のものと比較しますと、クラムの色が濃くなっています(映像では判りにくいのですが)。

外皮の食感も明らかに重みが感じられ、申し分ありませんでした。

強いて言えば、ケースに納めるより丸めた方が良いかな~。

クラストの「ザワッ」つきと、クラムのもっちり感
のアンバランスに魅せられます。



2016年8月27日土曜日

15穀米パン

アツアツを頂きました。もっちりした食感に驚きです。
15穀米は、粉の8%しか入りませんのに・・・・。

20年ほど前に修了された「ノアのパン教室」の生徒さんが教えて下さいました。宇佐や中津方面の道の駅でパンの出品を長年続けられていました。時々我が家にも訪れて、パンの話に楽しいひとときを共にした方です。

2年前に高知県に転居され、時折届くお手紙にレシピが添えられていました。今まで同様、道の駅で頑張っていて・・・・このパンが好評との事。早速作ってみたのです。



 1個180gやや大きめですが、食事パンとして申し分ありません。素朴なパンですから、ちぎって頂くのが何よりでしょう。

最強力粉より強力粉の方が合います。
発酵も早目。

形成は、空気を押し出し外皮を張らせるようにしますとクープが落ち込みません。

もう少し小さい方が可愛いかもしれませんね!

2016年8月15日月曜日

クリームチーズパン

ドライフルーツを細かくカットし、クリームチーズをたっぷり巻き込んでみました。

夏期休暇でいつになくのんびり~新聞もゆっくり読む時間を確保できています。暑くてエアコン無しの生活に限度を感じつつも、時間の流れにわが身を委ねられるって何と幸せなんでしょう!

ところで、このクリームチーズパン、丸めるだけで充分なのですが、お遊びで縄掛けしてみました。

 1個を割ってみますと見るからに美味しそうでしょ!

フルーツが外皮にかからないよう注意して丸めるとうまくいきます。

クリームチーズは、国産のものより外国産の方が酸味があって美味しく感じるのですが、
私だけかしら?

縄掛けはロールパン形成時の細い部分を2本に切り、2つ編して一回りさせます。

1個92gです。


2016年8月14日日曜日

ゴールデンオークの角食

スーパーキングの最強力粉と同等のグルテンを持つ粉、ゴールデンオークを用いて角食を焼き比べてみました。

翌朝まで冷蔵庫でねかせるオーバーナイト法で。

こね機から生地を取り出す時の手触り、感触の違いが伝わりちょっとした驚きでした!
室温で1時間も経つと全体が一体化しますので、その後分割、丸めてベンチタイムを長めにとります。
(綿布の裏側に霧吹きをしてから丸めたパンを置きますと、底面に接する部分の乾燥を防ぐ事が出来る)。


仕込み水など、すべてS・キングのレシピ通りでしたが、成型時に元に戻ろうとする力は、キングの方が強く感じました。

シンプル過ぎるくらいの配合で、塩、砂糖、
ショートニングが極わずか。

粉の味や風味を見極めたく取り寄せたゴールデンオークでしたが、S・キングの美味しさを再認識した結果に。

初回なので何度か焼いて比較してみましょう。





2016年8月9日火曜日

ビスコッティパン

保存食にもなるパンを作ろうと思いながら昨夜は就寝。
そうそう~ミセスナッツのパン(20年ほど前に出した本の中に掲載)を連想しながら作ってみました。

今回はナッツ無しです。代わりにオレンジカットやラムレーズンを混ぜ込んでみました。

卵も加えず、シンプルなライ麦パン生地で。天板に挟んで焼き上げました。

1㎝と2㎝巾にカットしてみましたが、男子高校生には1㎝では物足りなさそう・・・。

画像下のように並べ、溶かしバターを刷毛で塗り、カリッツと再度焼き上げます。

限りなく食べられて、保存食の役目が・・・?






2016年8月8日月曜日

ライ麦スティックパン(3)

老麺生地を加えずにスティックパンを試みました。
グルテン量が少ないせいか閉じの部分が開きやすい。こうした時には強力粉より最強力粉を組み合わせると良い・・・・試作は本当に学ぶ事が多いと我ながら感心してしまいます。

ライ麦はグルテンがゼロです。
ある程度の知識も大切な存在ですが、それを生かさなければと今日も又、反省の日々でした!

オーブンを熱くしておきます。庫内に蒸気焼成し、更にパンにも霧吹き。
 200℃で17分。

真夏、食欲の無い方にお奨めのパンです。
野菜サラダを添えてランチにどうぞ

外皮はパリパリと歯ごたえ充分ですよ!
ベーコンとミックスチーズに、クレイジーソルトが異常なまでに絡み合います。