2016年1月31日日曜日

和風サンドパン

胚芽のたっぷり入った生地のサンド用パン。

洋風の具を挟んでみたり、薄味の物やポテトサラダなど色々試食してみましたがどうもピンと来ません。

人それぞれの好みの問題があるかもしれませんが・・・・。
お醤油味のきんぴらごぼうや、甘さ控えめのすき焼き、しぐれ煮などが相性抜群!

 このパンは作り方が簡単の上、食物からは取りにくいビタミンEも豊富です。

食事パンとしてトーストだけでも美味ですから、是非お試し下さいませ!

丸箸の頭に打ち粉を付けて強めに穴を開けます。
焼き上がりますと底に押し跡がありますが、スライス面には何も見えません。

発酵のなせる技、ちょっと不思議に思いませんか?

2016年1月30日土曜日

クロワッサン

ここ数年クロワッサンを焼いていませんでした。
このパンは麺棒の扱い方といい、醗酵具合といい難所の多いパンです。
生地を傷めず、薄く大きく手早く作業しねばなりません。

それでも上手く焼き上がった時の喜びは、言い表しようが無いくらい嬉しいものです!

300gの粉で10個、両サイドの生地は2枚合わせ、何とか1個作りました。

カロリーの多いパンですが軽くてサクサクで、焼き立てを頬張ると限りなく夢の世界に突入・・・オーバーかしら?

パンの断面は渦状に空洞が出き、底面は周囲にホワイトラインが見えます。
亀裂が入らぬよう巻き具合も大切になってきます。

作る喜びと食べる喜びを教えてくれる三日月パン クロワッサン!


2016年1月28日木曜日

梅の花パン(2)

2羽のうぐいすが梅の木の枝を揺らし、飛び交っています。
それをしばらく眺めていましたら、又、パン作りに取り掛かっている自分がいました。

湯種生地が冷蔵庫内で眠っている・・・3日目使用は初体験ですが大丈夫かな~と思いつつ少し温めて使ってみました。

紅麹とソフトクランベリーをみじん切りにして混ぜ込むと、思い通りの色合いに。

 パウンド型(中)1本と同量生地で、トレーリング型2個ができ上がります。

リング型の方は、梅の花風にも見えますので前回に続きパート2。

食べやすいのはパウンド型。こちらは180℃で焼成。

生地はリーン系ですから、トーストしても、ジャムを塗っても美味しく頂けます!







2016年1月25日月曜日

湯種雑穀パン

今日は1.5斤の角食ケースに対する粉の種類による相違について試作しました。

粉の種類と言ってもここでは中力粉、強力粉、最強力粉、雑穀類に含有するグルテンの量と申した方が良いかもしれません。ノアでは角食1.5斤トースト用でS.キング375g、サンド用には400gのレシピです。

強力粉でも国産品は中力粉の部類に入るものがほとんどですし、全粒粉の輸入品はかなりのグルテンが含まれています。

山食では少しくらい差があっても問題ないのですが、角食となればそういう訳にはいきませんね!
四隅がピタッと収まってほしい故、苦労します。

 トースト用にと思い、ライ麦と全粒粉が各50g、S.キング200g、湯種(S.かけリア)100g合計400gで作ってみました。

クラムはS.キングだけよりざわついた感じに見えますが、湯種の効果でしょう しっとりしています。

                             一つだけ鮮明に判ったことがありました。
グルテンの低い粉使用時は天板を早目に熱く
して置きましょう。底辺が目詰まりしやすくなります。

2016年1月24日日曜日

梅の花パン

別府としては久しぶりの大雪です。
庭の梅の木も雪にすっぽりと包まれていました。

数日前にその白梅を観察しますと、おしべ、めしべ周辺は蝋梅風の黄色っぽい色合いです。
昨年もそう思い煮詰めたアプリコットジャムをトッピングしましたら、どうもピンと来ません。

今年はラズベリージャムか、いちごジャムか・・・?後者を選びました。

市販のジャムです。手元にあったカタクリ粉をほんの少し煮詰めたものに加え固さを調整。

花びらは立体的に丸くして、花全体を小さめに作ると可愛いですね~。

側面からの切り込みを深めに入れる事も形成に大切な要素。

最後に刻みのりを振って、小さくカットしたセロハンを被せて完成。

出来れば白梅を・・・と思いつつどうしても焼き色が付いてしまいます。

そもそもパンはあの褐色の焼き色が命ですよね!ハイジの白パン以降、色白パンが出回っておりますが、食感が蒸しパン風でどうしても好きになれません。

パンの定義で「パンとは・・・160℃以上で焼いたもの・・・」と書物で読んだことがあります。

今回は上新粉をたっぷり振って焼いてみたりと試みましたが、最終的には150℃で17分焼成しました。

スキムミルクを排除し、ホワイトチョコとトレハロースに救われた感じのパン生地です。

2016年1月15日金曜日

黒豆汁パン

ノアでは「ご馳走おべんとう」教室が月1回開催されています。たかがお弁当・・・と思われがちですが、どうしてどうして奥のある素晴らしい教室です。

汁物にはアルミホイルなど使用せず形を変えて登場(ごみを出さない工夫がされています)。

冷めても美味しく、彩り、残り物の応用。更に、少量のおかずをいかに手早く作るかなどポイントを押さえながら指導して下さいます!

2人暮らしの私は、レッスンしたメニューが、すぐさま夕飯に置き換えられ重宝しております。

先生は竹田市から見え、ノアのパン教室の講師としても活躍中。NHKのきょうの料理「お弁当」部門でグランプリーを受賞され名のある方。

その方から和三盆で煮られた黒豆をいただきました。はじめて頂く味と風味でした!
煮汁を何とか生かしたくて作ったパンが、黒豆汁パンです。

 400gの強力粉に煮汁130g、卵、スキムミルク、クリームチーズ(冷凍していたもの)、バター、黒ごまなど適量加えたもの。

下図は少量の餡を巻き込んでみました。
こちらもなかなかです。

近年流行りの「餡、バターパン」向きに
合いそうな生地に仕上がりました。




2016年1月8日金曜日

包子(パオズ)


        庭の水仙が満開です。
        無造作に束ね花瓶に・・・。
                                
                                水仙の何とも健な気な容姿と、それに輪をかける清楚な香りが玄関一面に漂います!

1週間滞在していた娘一家が横浜に帰宅の前日、包子を作りました。

今までは底にへぎ板を使用していましたが、最近はセパレートクラシンケース7号を使います。

このケースは、へぎ板のように底に生地がくっついたりしませんので使い心地満点です。

が、見た目が洋風になってしまいますね。

へぎの木目は、和風のイメージを作ってくれていましたが、使い心地の良さで選んでしまいました!

 左は、仕上げ発酵途中の24個。

2016年1月5日火曜日

ごまライ麦のプレッツェル

明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い致します。

毎年の事ながら、子供たち一家が押し寄せて慌ただしい新年を迎えています。
思えば私共もそうしておりました。出来る限りのことをし、楽しんでほしい・・・そう願って食事の準備に明け暮れています。

今年は夫の健康を考慮して、ライ麦パン作りが生活の一部になりそう。今までも我が家はライ麦パンが大好きでしたのでさほど苦になりません。新しいスタイルのアレンジに挑戦できるのも楽しみのひとつになりました。

ドイツのパン屋さんで、腕組みしている(ラテン語)この袖看板を旅の折に見かけました。

今日は、黒ごまを加えライ麦50%、甘さを抑えたかなりハード系のパン。

コンコンブル風に仕立てましたので太さはほぼ均一に、火の通りをも考え45㎝~の長さに伸ばして「ウデグミ」させた!

本来の重層使用のプレッツェルは、日本人になかなか受け入れ難く・・・。



こちらは、ビールのお伴にも、主食にも好評です。焼成後しっかり冷ましてから、いつもカリッとした状態でお召し上がりくださいませ。

間違っても熱い内に頂いてはなりません。本来の味とは程遠くて、手作りの意欲を無くしてしまいそうですから・・・。