2018年3月25日日曜日

クープはヘリンボーンで

今日も又、1kgの粉で内ライ麦を150g、全粒粉100gで味の相違を確認してみました。
クープもヘリンボーンを試みて。

ライ麦入りは、私にとってハードタイプの分類に属していましたが、仕込み水が多かったのか柔らかめに仕上がり・・・。いつもの胚芽やオートミール入りの方がやや美味しく感じました。

子供が小学生の頃、一家は松戸市の団地に住んでおり、当時夫はヘリンボーン柄のコートを愛用していました。
その折、ヘリンボーンの意は、日本語で綾杉であることを知りました。

直訳しますと・・・何と想像し難い「ニシンの骨」。言われてみますとその通りですが、名付けた方は~と思い巡らすだけで楽しくなってしまいますね~。


2018年3月22日木曜日

時短で作る健康山食 1.5斤

山食は上に伸びながらの発酵ですから、角食の蓋で押さえつつ発酵するのに比して思わぬ空洞が空き易いですよね。

1.5斤用でしたら2個又は3個に分割し丸めベンチタイムを取り、左右から3つ折りし、巻き閉じケースに納めます。これが一般的な成形。

こちらのパンは1.5斤×2個(粉1Kg使用)ですが、まず縦長に大きく伸ばします。3つ折りし、方向を変え締めて巻上げ閉じケースに。

手作業が省略されますので時間がかなり短縮です。

仕込み水を多めにしたり、少な目であったり、好みの柔らかさも調整可能。

ガス抜き麺棒がお勧めです。
成形には霧吹き使用も大切です。

今日の健康山食は、全粒粉、胚芽、オートミール、黒ごま入り。在庫と相談しながらお好みの素材で・・・。

2018年3月13日火曜日

三つ折り2回と3回の相違

うぐいすたづなパンのレシピを作る時(10年以上前)に、折りたたみを2回と3回の違いを調べてみました。
その結果2回でも、充分美味しくて見栄えのするものが出来上がりました。
同時に生地を傷めずに作り上げるという事の大切さを教室の中でお伝えしてきました。

 3回は、あんと生地が混ざり合って美しい層がつぶれてしまいます(最下段写真)。

麺棒も、餡を挟んで伸ばす折にはギザ麺棒は避けます。

パン作りは奥が深い。家族のパンを楽しみながら作ってほしいなあ~と。

ある雑誌にパン業界の悩みが書かれているのを目にしました。
「天然酵母」の言葉が独り歩きし、イーストを「化学添加物」だと勘違いしている人が多い。


天然でない酵母は有りえないのに・・・と。

イースト酵母でその日に食べたいパンを小まめに作りましょう~。

大家族であったり時間に余裕のある方は、イースト酵母卒業後に天然酵母パン作りを。

2018年3月9日金曜日

ほうれん草のもちもちパン

手軽に時間をかけず、初心者でもそれなりに出来上がる「もちもちパン」です。

横浜に住む娘から「初めて作ったロールパン」の画像が送られてきました。
断面の気泡も揃っていてなかなかの出来栄えです。
「満点よー」とのエールを送信したところ。

時間かけて作ったのに翌日の朝食でおしまいは寂しいなあ~と申します。
このような多忙な人向けが、このパン。

こちらはベーコンやチーズが入っていますが、分割し、さっと丸めて(カットのままでも良い)天板に置くだけ。

一次発酵だけでも、仕上げ発酵だけでも勿論両方に時間をかけてもOK。フィーリングも煮物や野菜など有り合せのもので。

今日は黒こしょうをアクセントに加えてみました。砂が入っているなんて思われそうでもありますが。

ずいぶん前のケーキ屋さんの話ですが、バニラビーンズ入りのシュークリームに砂入り・・・と言われ返品があったそう。



2018年3月3日土曜日

スリムチョコパン

スリムチョコパンを久しぶりに焼きました。
雨が降る前に犬の散歩をさせねばと・・・そう思いながらの発酵時間調整。

仕上げの発酵を低温でしっかりとりますと、同じ生地とは信じられないほどの食感の相違が見られました。柔らかでふんわりです!

かぼちゃのシードをボタンのように並べますと、色合いも見た目にも楽しいですね~。接着剤には卵白をちょっと付けて。



2018年3月1日木曜日

桜パン

春の嵐が吹き荒れる中、弥生3月を迎えました。
寒さから遠のくと思うだけでも嬉しくなります!

先日別府公園を散歩しましたら、梅の花がそれはそれは美しく咲き乱れ、特に紅梅の赤が忘れられなくて・・・。そう言えば梅の花パンを作り忘れていました!

これからは桜の季節到来。
今年は、さくら餡がトキハで 売られていましたので早速作ってみました。

仕上げ発酵終了後の桜パンは、色合いも形も見事なのですが、焼成後は私にとってちょっと寂しい!

焼色が付いてパンらしくはなりますが、焼成前の方が白に桜色のピンクが映えますよね~

低温で長めに焼けば良いかもしれませんが
私は、パンらしい味と香りと食感を優先させてしまいます。