2015年9月22日火曜日

サバラン風ジャムパン(2)

パン作りを始めた頃、幾度となくジャムパンを試みました。
周囲のパン生地を抓るようにして閉じても、焼き上がる頃にははみ出てきます。いったいどこから出てくるの?と、毎回パンに尋ねていたものです。

パン用ジャムやコンスターチなど加えれば何とか収まりますが、手作りパンには自家製ジャムを使いたい思いにかられます。

20年ほど前になります。何冊かのパンの本を出されている方がテレビ出演されていました。イングリッシュマフィン型を使われてブルーベリージャムパンを焼くところでした。その場で作られたジャムを包んでいるではありませんか!

案の定、底から流れ出して・・・。上手にカモフラージュされていましたが。

それ以後、ジャムパンは見送っています。

コーングリッツを糊化して加えたシンプルなパン生地に、ジャムが良く合います。

中央の円に沿ってナイフでくり抜き、固めのジャムを入れふたを被せます。




                                ネーミングは「~~ジャムパン」と付けました!




2015年9月21日月曜日

クランベリー・ライ

近くのコンビニで、冷凍のブルーベリーが手頃な価格で売られています。
砂糖にレモン汁を加えて煮詰め、冷ますだけで紫色鮮やかなジャムが出来上がり。

ライ麦50%のパンに、ドライクランベリーを微塵に切って混ぜ込むと、ブルーベリージャムがより美味しく食べられそうな予感がし焼いてみました。(オレンジ系は無理かも)

 夫はライ麦のみで、ナッツやドライフルーツ類が入っているのを好みません。
トーストして野菜や肉類をサンドし頂きます。

私はありとあらゆる食べ方をそれなりに好む方ですから、最後はジャムをトッピングして甘味を楽しみたい。

スライスしたパンをパリッと焼き、バターをサッと塗ります。

少し冷めたくらいでジャムをトッピングして食べるとアツアツより美味。


冷めかけたパンの心地よい固さ、歯ごたえも味の内と思います!


円のコルプ型は1個しかありません。今回はステンのボールを発酵時に利用しての作業です。

円形模様は出ませんが、ベンチをとり、たたんで成形しますとほぼ同様に焼き上がりました!

2015年9月18日金曜日

スリムフランスで・・・

朝からスリムフランスを焼きました。
最近は、体感温度で仕込み水を決め、こねあげ温度が24℃にピタリと決まる日が多くなりました。

発酵をさせながらタイマーをポケットに入れ、庭の草取りに専念。時間を効率よく使っているようでそうでもない。
こうしてバタバタ過ごす時は失敗が付き物です。オーブンに移す際に、床にパンを落としてしまった! どうにかなるかなと思いきや、どうにもならず 1個処分です。


 ランチは、簡単なオープンサンドで。

ソテーした野菜を塩コショウで味付けし、卵やミックスチーズも合わせて、トーストしたパンにのせて、焦げ目が付くまで焼きます。(左は焦げ目不足)。

あればベーコンやハムも。
味付けには塩昆布もなかなかです。
卵かけごはん風、オープンサンドとでも言いましょうか?


これはやはりフランスパンがいい!
底がカリッとして。食パンではこうまで活きません。水分が邪魔をします。

そしてこのぐらいスリムなのがいい。
片手で持ちスムーズに口へ運べます。

斜めにスライスしたフランスパンでは、スペースが狭くて卵汁で和えた具が流れ落ち易い!







2015年9月15日火曜日

北欧ブレッド

見るからに美味しそうな「北欧ブレッド」を雑誌で見ました!
シナモンロールもそうでしたが、寒い国のパンですから、バターや卵、クリームチーズなどが惜しみなく使われています。

 カロリー減に変更し、仕込み水量に配慮しながら作ってみましたが、なかなか上手くいきません。

生地量が多く、水分も少なかった。

焼成前(下)までは良い感じでしたが・・・・。
パン作りはそう甘くないなと。

チョコチップが手元にありません。かぼちゃの種を代用。これもポロポロ落ちて、ごらんの通りです。


クリームチーズで被われた中のパン生地は、スポンジケーキ、いやバターケーキの如く、きめ細かくふんわりで見事でした。

ノアのレシピでは、メロンパンもUFOパンも中のパン生地が異常に思うくらい美味です。それは
バターの多いトッピング生地で被い囲むという事がなせる業だったようです!


2015年9月12日土曜日

シフォンケースのパン

ノアで販売しているシフォン型材質は、アルミです。

私はアルタイトとアルミを備え、いつの日か材質の違いを確認したいと思い購入しておいたのですが、アルミで何のトラブルもなく上手くいってますので相違点を確認する機会がありませんでした。

アルタイトは、食パン型にも使われており重量感があり、型離れし易い。これならパンにも使えそう・・・・。ずーっとそう思いながら月日が経ってしまいました。

 あん食パンが流行り出した折りも、どうも自分の好みでなく、それでもいつか作ってみよう・・・という気持ちだけは心の底に残っていました!

アルタイトと餡が一緒になって本日実現!

焼き型としては申し分ありませんでした!
アツアツの天板上に載せて焼きましたが、窯伸びに時間を要しました。

底には三つ折り2回の模様が縞しまになって、大きなハチの巣に見えてしまった!

次回は、ほうれん草とかの子のシフォンケーキもどきを作ってみましょう~。(使用ケースは直径17㎝のものです)

2015年9月10日木曜日

抹茶とかのこ豆パン

抹茶と言えば春のイメージですが、少し涼しくなりましたので、日本茶が恋しくなりました。そんな時にはこのケーキのようなパンで「お茶しましょう~」。

しっとりとした上品な甘味、ケーキほどカロリーも高くありませんから、2~3枚頂いても安心ですね。

高さ5~6㎝です。ロンパウンド型又は、スリムロング型が重宝します。

抹茶のグリーンは、まばゆいくらい美しい!
その為にも卵を使用せず、生クリームでコクを出してみました。

時間経過と共に色が飛びやすいので、今回はほうれん草パウダーを抹茶の4分の1加えています。

それぞれの山を外して盛りつけますと、今話題のちぎりパンにも変身可能。お試しを!

2015年9月7日月曜日

グラハム・ライの山食

最強力粉に全粒粉とライ麦粉、ライサワーを合わせて1斤用のケースで山食を試作しました。

雑穀のパン類を、金属のケースに納めて焼くのは正直好きではありません。
オーブンのあつい熱線で直に焼かれたパンのクラストは、カリッとして何とも香ばしいからです。
それでも試作して学ぶ事が限りなくありました!



最強力粉より強力粉の方が無難だと言う事。
窯伸びを期待せず、幾分目が詰りかけていた方が応用範囲が広そう。
最強力粉はトースト向きです。

1斤ケースはなかなか便利。講師の方からもアドバイスを受けましたが、形成も楽ですし、1,5斤はバタートップオンリーにしようかな?

フランスパンのクラック(ひび割れ)は、焼成後数分ですが、雑穀パンはかなり時間が経過してから・・・。撮影の時点では無し。
その他、もろもろ。








2015年9月2日水曜日

サバラン風ジャムパン

コーングリッツパンは食事パンとして掲載しましたが、おやつパンとしても活躍の場を広げてみました。「簡単ですぐ出来上がる」を心して。

スライスしてジャムを挟めば済むことですが、食べる人がちょっとドキドキするようであってほしいな!
「えっ、何が入っているの?」・・・小さなふたを摘まんで開けると、赤や黄色、紫など。

想像するだけで作り手も楽しくなってしまいます!

 
画像は固めのイチゴジャム、ブルーベリージャム、ママレードです。

その他、チョコクリームやクリームチーズ(砂糖、レモン汁等加えて)、フルーツカットも美味しそうですね~。

仕上げの発酵途中で、パテ抜き丸3号で押さえます。
焼成後冷ましてから、ペティナイフで頂く寸前にカットし、ジャムを詰めてみてくださいな!