2017年4月28日金曜日

バターソフトフランス

ソフトフランスは、ノアのパンレシピの「人気トップ3」に入っています。
シンプルな配合で粉の味を楽しめ、食事パンとして重宝されてきました。
作る過程も丸めるだけで・・・。

こう申しますと、初心者でもすぐ美味しく出来上がるか~と思われがちですが、シンプルだけに味に
大差が出るのです。一番の難所は生地の扱い方でしょうねー。

 今日はバターをトッピングして15分焼成しました。

オーブン内でクープが開くと同時にバターは底の部分に流れ落ちますが、頂く時の底面のカリッとした硬い触感と、バターのリッチな香りがたまりません。

生地には、ショートニングが外皮をしっかり支えるようにと加えてあります。バターはトッピングのみ使用。
このアンバランスを大切にしたく思います。

一度お試し下さいませ!


2017年4月26日水曜日

うぐいす手綱パン

さくら餡がおしまいになる頃、それに代わってうぐいす餡が恋しくなります。
パンの世界にも季節感があって・・・四季のある日本に生まれ何と幸せな事でしょう。

このパンは、オーバーナイトで作られると、翌日あっという間に出来上がります。

 生地を簡単に捏ね、餡もラップ上に伸ばし一晩冷蔵庫へ。

翌日、餡を挟み、三つ折り2回して20分休ませます。

細長くカットし、中央にカードで切り込みを入れたづな形に2回返します。

仕上げの発酵後焼成。一時間ほどで完成!

2017年4月23日日曜日

イングリッシュ マフィン

今日はコーングリッツを生地に混ぜ込んで、柔らかくふんわりしたマフィンを試みました。

トウモロコシの一番黄色い部分を粗みじんにしたコーングリッツは、コーンフラワーやコーンミール使用よりも見る人を色で楽しませてくれます。

水分を伴うと生地に溶け込んでしまいますが、クラストに付けるとプチッとした食感が残ります。
今回は半量を、クラストにも少量霧吹きし、まぶしてみたのですが・・・・。

 ノアのレシピの方は、中央にほんのひとつまみ振るだけですが焼き色がしっかり出るようです。

想像以上にやわやわ。たった大さじ1杯加えただけですのに。(2倍の熱湯に浸けてから使用)

ジャムを挟む場合は、ふわふわのコーン入りが良いかもしれませんね~。

以前にも記しましたが、スライスはフォークで。
サイドから中央に向かって一周しますのが、E・マフィンの食し方です。

2017年4月21日金曜日

和風サンドパン(野菜麹)

我が家はこの胚芽パンが大好きで良く作ります。
いとも簡単に出来るこのパンは、繰り返し作るうちに更なる進化レシピが出来上がりました。

丸箸での穴開けは、仕上げの発酵後に1度だけ。
打ち粉を付け、押さえ回しながらあけますと上手くいきます。


 和風サンドには、きんぴらごぼうや、ひじきの煮物などが主でした。

今回は卵白が余っていましたので、薄焼きにして7~8㎜の角切りに。
軽く塩を振りサラダ用に良く作ります。

今日のランチは、レタス、卵白、野菜麹を重ねてのサンドで頂きました。


野菜麹は、材料が揃えば合わせて煮詰めるだけですから、どなたにも出来ますし、冷凍も可能。

 米麹、人参、ごぼう、ピーマン、昆布、干し椎茸等々・・好みの物で。

パンにもご飯にも合う野菜麹は作り置きお奨め。

数年前に講師の方から教えて戴き、それ以来切らすことなく作り続けています。(画像下)

2017年4月14日金曜日

チョココルネ


出来る事ならチョコとクリーム入りを半々に作りたいのですが・・・ふた手間かかりますものね。
次回はクリーム入りにしましょう~。

長さ40㎝強に伸ばしたものを、先端1㎝を残して巻いていきます。
太い方の生地をこね板上にたらし、コルネ型のふちを回し、紐と紐の間に隙間をとりながら巻きます。

以前試作の折に薄力粉を混ぜて、市販のソフトさを試みました。

焼き立てはふんわりでしたが、冷めるに従って生地のうまみ成分とでも申しましょうか、味わい深さが見られなくなりました!

やはり強力粉を使用しましょう。
クリームを詰め数時間置きますと、水分がパン生地に移行していきますから、しっかり冷めてから頂きましょう。

冷凍も可能です。



2017年4月10日月曜日

オリーブフォカッチャ

趣味のグループでお世話になっている別府市小倉の花民(カミン)さんが、リニューアールオープンすることになりました。

オーナーの安達さんはピザ生地の伸ばし方を1年間修業された方です。教えて戴きましたが手早く丸く、薄く、均一に・・・私にとりましたは、不可能に近い手業でした。

オープン前日ですが、オリーブフォカッチャと日持ちのするコンコンブルをお届けしました。

丁度ピザ生地をこねておられ、国産小麦粉を主に、健康に良いものを組み合わせて・・・・。

石窯で焼かれたこのピザをすぐさま頂きたい衝動にかられてしまった!

左のオリーブフォカッチャは、一次発酵を省略し、ベンチタイムを長めにとって仕上げました。

今回は、ふんわりと厚さを出したいのでピザイーストは不使用です。

家庭で作られるパンは、時短をこころがけ、美味しさに差が見られなかったら取り入れましょう。それには数多くの試作が決め手になりますね。



2017年4月4日火曜日

雑穀角食(1.5斤)

雑穀(ライ麦、全粒粉、胚芽入り)の角食パンは、自然派好みの方々に喜ばれています。
健康な方でも、栄養のバランスからはこちらをお奨めです。

最強力粉のみで作りますと750gですが、雑穀類が200g入りますと合計850g、ずっしりと重い感じの仕上がりになります。

雑穀は窯伸びを押さえますので仕上げの発酵を充分させ、生地が上蓋に付き動かなくなった状態を見計らいオーブンに。今回はホワイトラインが消去してしまいましたあ~。

          重みのあるパンだけに空洞や気泡も無く焼き上がり。
            一次発酵途中のパンチは入れておりません。
                200℃で25分焼成。

                                                               

2017年4月1日土曜日

桜パン(2)

日本中が桜の話題でいっぱいですね。

薄いピンクの花びらの先端に、はさみを入れたかのような美しい容姿は、日本人の心を虜にしてしまうのでしょう。

そう思いながら桜パンを作ってみました。
毎年課題を残しながらこの季節が通り過ぎてしまうのですが・・・。

 生地にはクランベリーのみじん切りを混ぜ込み、中央にさくら餡を12g入れました。

花びらは裏側に折りたたんで形成します。

焼成前にはさみを入れます。

美しくて、美味しい桜パンでありますようにと祈りながらオーブンに入れます!