2017年7月31日月曜日

金時豆パン(2)

3年以上も前に、金時豆パンを書き連ねた事がありました。

今回は稀に見る柔らかい生地で仕上げてみようと。
と言いますのはテレビの県民ショウという番組で、北海道の金時豆パンが凄まじい人気を博していたからです。

猛暑の時期に甘い豆パン・・・気乗りしませんでしたが豆を煮、作ってみました。

薄力粉も入りますが、70%の仕込み水。打ち粉無しでは扱えないほどですが、何とか丸め、焼き上がりは外皮が張っていました。

改めてテレビの映像を思い起こしてみますと、クラストの照りは油脂で輝いていた。

又、バターもかなりの量が生地に含まれていたようです。

私の作る殆どのパンはブラウンシュガーを使用しています。
豆パンは上白糖を使用しましたが、次回はブラウンシュガーを半々で使ってみようかと。

とにかく柔らかい…朝食にも合うと皆さん申していましたが、何を添えて頂くのかしら~?

2017年7月25日火曜日

豆乳クッキーパン(2)

豆乳クッキーは、ずいぶん前になりますが作った事があります。
美味しかったのを記憶していましたが、紀文の「特濃豆乳」を使用したのをすっかり忘れてしまって・・・。

今日使用したものは一般的な調整豆乳でした。
出来上がって口にしまして、その味わいの大差に思い出した次第です~。何と情けない事でしょう! 作業時間が無駄になってしまったような気分に~~。


 丸型でも抜いてみましたが、少々時間を要しますから、私のレシピから削除。生地を無駄なく使ったスリムな長方形にしましょう~。

特濃豆乳は卵を塗らなくても柔らかい自然の色合いにうっとりするほどでした。

冷めてからは、サッと温める程度に焼きますと、柔らかさが戻ります。

2枚にスライスし手作りのママレードをサンドし美味しく頂きました!














2017年7月22日土曜日

Mixフルーツパン

初めての人に差し上げるパンは?
このミックスフルーツパンが、第一位を占めています。

クリームチーズが少しばかり入っているからでしょうか?
それともマンゴーやパイン、クランベリー、サルタナレーズン等のドライフルーツの酸味が心地よいのかしら?



卵白を外し、8%にも満たないブラウンシュガーが功を奏した生地を作り出しているのかもしれません。

今日はS・カメリアが不足気味でしたので、フランスパン粉とS・キングを2割づつ加えグルテン量を同じにしてみました。

フルーツの混ぜ合わせは、こねあげ後、手で合わせます。

ベンチ無しの簡単作業。老化しにくいので、おやつパンやプレゼントにどうぞ!


2017年7月19日水曜日

かぼちゃのシードパン

全粒粉とポンデ・ケージョの粉を入手、グラノーラ用のかぼちゃやひまわりシードもストックしてあります。思い立って夕方からシードパンを焼きました。

「パンを焼く」・・・予定なしの午前中に焼くのが我が家の習わしですが、今日はパンの在庫ゼロ。
夕飯の準備をしながら、キッチンと教室を行ったり来たり、タイマー片手に走り回っての焼き上がりでした!

パンのストックゼロ、こんな日は年に1~2度ありますが、寂しくてたまりません。

直ぐ食べたい訳ではないのですが、ランチ後にちょっと一切れ、今日はどのパンにしようかなあ~? と選ぶ際の心のときめき―この瞬間が皆無。

他の人に申してもあまり理解してもらえそうにありませんが、寂しさが尾を引くのです。

ナマコ型のパンも食べ易いかなと同生地で焼いて見ましたが、大きさと言い、太さといい本物風で動きだしそうで ちょっとネ!!



 

2017年7月15日土曜日

全粒粉のエッピ

最近、コンビニのパンやサンドウィッチに、全粒粉が使われているのをよく見かけるようになりました。
すぐさま購入して頂くのですが、柔らか過ぎて歯に纏わりつくようでもあり・・・どうしてここまでふわふわに作るのかなあ?と疑問にさえ感じてしまいます。

パンに於けるふわふわ感は、日本人が好む特有の食感であると書物に書かれておりました。
パンを主食にする国では真似て作ろうとしないそうです。好みの問題であり、それはどちらでも良い事なのですが・・・。

 いつもはライ麦を使用するエッピですが、今日は全粒粉を加えての試作です。

焼きたてを頂きますと、全粒粉の懐かしい味が前面に漂いました。

パンが冷えますと、カリッと歯ごたえのあるハード系のパンに変身しました!

フランスパン粉、最強力粉、強力粉、ライ麦、全粒粉・・・とミックスしながら作り、それぞれの味を確認してみるのもパン作りの醍醐味ですね!












2017年7月13日木曜日

クランベリークッキーパン

クッキーパンには白餡が入ります。

白餡のメーカーにより甘さが異なります。少量ですからクッキーの出来上がりに大差ないものと勝手に思い込んでいましたら・・・おお間違いでした!

今日はクランベリーをみじん切りにし生地に加え、甘酸っぱさを楽しもうという根端です。


 
前回のごま入りクッキーパンが、やや薄目でしたので、今回は 周囲の切れ端を少なくし、より多くの生地を使って厚みを出してみました。

麺棒掛けも少ない回数で、生地を傷めぬよう心がけたのですが、心がけ過ぎてしまった!

名前がクッキーパンですから、もう少し薄くて固めでもいいかな~?

考え過ぎてしまう日々です。暑さのせいでしょうか・・・。




2017年7月6日木曜日

ライ麦1.5斤

このパンを月2回ほど焼き続けて1年以上になります。

依頼された方に、当初はケース入りより外皮が美味なのでコルプ型かバタール型をお奨めしました。
しかし、海外で召し上がった食パン型のものが食べやすかったそうで・・・・。

最近になって自己中心の奨め方だったと反省しました。
ケース入りでは外皮の部分が少なく、その分ふんわりしたクラムの部分がほとんどを占めます。

今では私自身このクラムのとりこになってしまいました!

あらゆる配合を試作した結果、粉類1kgの内訳 (S・キング450g S・カメリア300g ライ麦粉250g)これで1.5斤×2本分です。

老麺生地無投入でも本当に美味しく頂けます。

目はしっかり詰まっていますのに、ライ麦特有のグリアジンが、グルテンとは異なった粘りを出してくれています。

作り方の注意点は多々ありますが、是非この重量感のあるパンを主食にしてみて下さいませ。







2017年7月2日日曜日

ごま入りクッキーパン

どう見ましてもクッキーに見えますね?
おやつパンとして作ってみました。

膨らみ過ぎませんように。 ソフトな食感でありますように。 甘過ぎず、見た目はクッキーでありますように・・・こんな願いに黒ごまの香ばしさを加えての試作です。

生地には膨らみを抑えようと白あんを試みましたら、それに加えて和風の微かな甘味までも生かされて・・・。

抹茶や、コーヒー、ココア味、これらを2層にしたりマーブルにしたりと考えめぐらす事は何と楽しい事でしょう~。

無駄が出ないように、作業が手早くできるようにと長方形にしましたが、三角でも丸でも可能ですよね!

残り生地でツィスト3本できました。