2017年1月30日月曜日

梅の花パン

2週間ほど前から、2本の梅の花(白梅)が咲き誇っています。

その下の池には緋鯉が泳いでいた時期もありましたが、サギが舞い降りては、両足で鷲づかみにし飛び立ち・・・・。数年かかって居なくなりました。

今年は桜の花の酢漬け(友人からいただいたもの)を卵白でのり付けし、黒ごま少々をトッピングしてみました。

焼色にひと工夫。

上新粉を振って白っぽく仕上げると、頂く時に粉が味を妨げる・・・こうした声が多々聴かれます故、数分焼成後、それぞれに冷たい天板を被せ、やや温度を下げて長めに焼きました。

中央を餃子の麺棒頭で押さえてから桜を置きますとバランスよくふくらむ。

生地に桜餡を混ぜ込み砂糖は不使用。

試作を繰り返すと少しづつ思い通りに焼き上がってくれます。


そんな喜びがありますから、50年近くパン作りが止められない~~

そうそう、塩はさくら餡にかなり含まれていますから少し控えめになさって下さいませ!









2017年1月23日月曜日

くるみパン

久しぶりにくるみパンを。  固めでも柔らかめに仕上がっても、このパンを嫌いと言う人は見当たりません。どなたに差し上げても喜ばれます。

書類を送付するついでに昨夜急いで作り、息子一家に送りました                                                                


 

2017年1月19日木曜日

オーバーナイトのパン

極少量のイーストで一晩寝かせ、翌朝完成させるパン。
砂糖も油脂も入れませんので、小麦粉の味が前面に漂います・・・・。

小さいながらも店を経営していますと、ゆったりした時間が思うように取れません。閉店後はオーバーナイトのパンを、配合を変えながら試作を重ねてみたいな~と。

今回はその第一作目。欠かせないのはモルトシロップです。
小麦粉内の糖を引き出し、クラストの香ばしい色、食感これらが見事に開花。
今までのパンはいったい何??と問いたくなる位の存在価値が充満!

捏ねないパン生地のせいでしょうか、クープのバランスが悪くなってしまいました。

直径20㎝、高さ10㎝の仕上がりです。

200~210℃で28分~焼成。
フランスパン粉65%、35%がスーパーカメリア
使用。

あつあつで頂く時には放射状にカットしましよう。

歯触りと味が、至福の時間をもたらしてくれました。


2017年1月12日木曜日

ヴァィツェンミッシュブロート(2)

今日は、ドイツパンのミッシュブロート配達日。
彼女は目が不自由なので、スライスしすぐ冷凍出来るようにし、月2回お届けしています。

ライ麦パンを好む方は意外と多いのですが、ここ別府では、売られているパン屋さんはごく少数。
我が家に出入りしているパソコンレスキュー隊のお兄さんは、通販で購入されているそうです。



 焼きたては、やや「焼きすぎかな~」と思われる位のクラストが香ばしく美味しい!

我が家の発酵かごは大小異なり、大きい方には1割増しの生地。
職人さんの手作りですからいろいろあって当然ですが。

アツアツのライ麦パンをカット。外皮のカリカリとクラムのしっとり、ふんわり感。全く相反しています。
味見用にいつも一枚いただきます。美味!
サンド用にはもちろんしっかり冷めてから。





2017年1月3日火曜日

雑穀パン

明けましておめでとうございます。

「ノアのパン教室」も新たな新年を迎えました。
長年「ノアのパン教室」講師を続けて下さった方々は卒業です。

比較的お若い講師の方を中心に「ノアの会」(講師研究会)を営み、新しいスタイルとして論語の「知,好、楽」にあやかりたいなと願っています。


お正月は長野から長男一家+老犬ラッセがやって来ましたので雑穀パンを。

胡桃が在庫無し・・・の為、胚芽とひまわり、かぼちゃの種を混ぜ込みそれらしくしてみました。

シード類はオーブンの火が通ると飛び散りますから、天板でふたをして5~6分焼成。

色も味も外皮の香ばしさもほぼ変わりなく出来上がりました!

冷めてしまった折は、3枚にスライス、トーストして頂きますと、ごまの香りが一段と美味をかきたてます~。