2013年7月27日土曜日

ソフトフランス(ライ麦入り)


この季節、若い人々には固めのライ麦パンが好まれています。が、年配の方はやはりソフトフランスのような柔らかめがお好きなようです!作るのも簡単ですし、ライ麦は血圧降下にもよさそうですよ!

このパンは強力粉の10%をライ麦に代えています。ですからかすかにライの香りがする程度で、味も食感も100%強力粉のものと大差ありません。ライの%を増やせば増やすほど固く締まったパンになります。

クープは焼成直前に入れますと、切り立った強い印象になりますが、このように優しいクープにするには、仕上げ発酵の途中に入れます。もしクープがV字にへこんでしまったら下記の点を注意しましょう。

こね不足ではないか。 こね始めて数分経ってから油脂を入れているか。丸める時には、表面の張りに気配りしているか。 クープが深すぎていないか。 焼成温度は適温か。捏ね上げ温度は30℃以下か。 発酵不足は? 

ノアの講師認定試験の際には、縦半分に切って層を見極めます。底の部分が目詰まりしていないかどうかチェックします。見た目は同じようでも、閉じ目をしっかりつまみ過ぎると固い層が見られます。より美味しいパン作りにはこのような小さな事にも目を向けて下さいね!





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