2015年4月16日木曜日

スリムフランス(3)

私なりのスリムフランスパンレシピは、ほぼ完成しました。
家庭のオーブンで焼き上げるフランスパンの限度に到達したかな~と思います。

天板24×28㎝のリンナイコンベックオーブン使用。週2回のペースで試作が続けられたのは、夫が「フランスパン好み」であった賜物かもしれません。食べてくれる人が居りませんと試作の意欲も湧きませんからネ。

当初試みた事は仕込み水温です。
こね時間を一定に保ち、室温や粉の温度から捏ね上げ温度24℃に保持させる為。
とにかく試作の度にメモを・・・。これが今役立っております! 

家庭で作るパンですから、出来る限り簡単に仕上げたいもの。30年前のレシピは、小石を焼きそこへ湯をかけ蒸気注入をしておりましたが、スリムフランスでは、熱い庫内に霧をかけて焼成蒸気を作り、パンにも霧吹きしてササッと天板に移し焼く方法をとりました。 


仕込み水量が多ければ扱いにくい生地ですが、気泡が多く長時間焼いてもクラストが薄く良い感じに仕上がります。
水量が少なく扱い易い生地では、膨らみが少なめでクラスト(外皮)は厚めに。スリムなパンですからこれではいけません。

1年8か月間に得たものは計り知れません。折を見てお伝えできたらと思います。



                           





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